Web3ゲーム「Big Time」など、韓国Bithumbに新規上場

BIGTIMEら韓国市場進出

韓国の暗号資産(仮想通貨)取引所大手Bithumbは30日、ERC-20基準のトークン「Big Time(BIGTIME)」、及びStormX(STMX) の新規取扱を発表した。

BIGTIMEは10月に、米Coinbase、オフショア取引所OKXやBitgetにも上場しており、時価総額は79億円、出来高も80億円程となっている(CoinMarketCap調べ)。

Bithumbは本日正午、BIGTIMEとSTMXトークンの韓国ウォン取引ペアを開始している。リサーチ企業Kaikoによると、Bithumbは韓国の仮想通貨取引量で2番目に大きな取引所、同国で2割弱のシェアを締める。

韓国は歴史的に仮想通貨投機熱が高いことで知られ、過去の強気相場では他国市場より高い資産価格を示す「キムチプレミアム」が生じていた。韓国の国税庁の23年9月のデータによると、今年に申告した納税者が、合計131兆ウォン(14.5兆円)相当の仮想通貨を国外で所有しているという。

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BIGTIMEとSTMXについて

Big Timeとは無料プレイができるWeb3系アクションRPGゲーム。プレイヤーは報酬として獲得したアイテムをアップグレードしたり、ゲーム内で使用したり、独自のマーケットプレイス「Open Loot」でアイテムを交換したりする。BIGTIMEはユーティリティトークンであり、NFTの作成やアップグレード、特別ダンジョンの入場料などに使用される。

制作会社Big Timeスタジオは、Web3メタバースプロジェクト「Decentraland」の元CEOであるAri Meilich氏などが共同で設立した。同社は2021年5月、FBGキャピタル、North Island Ventures、Digital Currency Group、OKEx Blockdream Ventures、Circle Financial、Alameda Researchなどから2,100万ドルの資金調達を実施した。

StormX(STMX)は、加盟店向けに仮想通貨キャッシュバック機能を提供するプラットフォーム。STMXはStormXのネイティブトークンで、ユーザーはStormXステーキングを含む、エコシステムに参加する報酬としてSTMXを得ることができる。取引所を通じて換金したり、STMXを使用してキャンペーンを開催したりできる。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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