VanEckやValkyrieのCEOら、ビットコイン現物ETFの木曜日取引開始に自信
来るETFの判断
仮想通貨ビットコイン(BTC)現物ETFのSEC判断が迫る中、VanEck(ヴァンエック)やValkyrie(ヴァルキリー)のCEOらは自社のETFは米時間今週木曜日に取引を開始すると見込んでいる。
ヴァンエックのJan van Eck CEOは火曜日のCNBC番組で木曜日に取引を開始するはずだと述べた。
また、ヴァルキリーのSteven McClurg CIOはThe Blockの取材で、「SECが(米時間)水曜日(10日)の株式市場引け後にETFを承認し、木曜日の朝には取引が開始されると予想している」と話したという。
先週土曜日、ブラックロックの責任者も今週水曜日にETFが承認されると予想したことが報じられた。これらの発行会社による確信のある予想には強い根拠があったと見られる。
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再度の申請書修正案
また、ヴァンエックとブラックロックは昨日、SECに再度S-1フォームの修正案を提出した。
背景には、先日にSECからETFにおける支払不能や利益相反に関するコメントを受けたことがあり、これらの懸念に対処するための修正案だった。ブルームバーグのETF専門家らは、申請を遅らせるような内容ではないと見ている。
ゲンスラー委員長の注意喚起
仮想通貨懐疑派であるSECのゲーリー・ゲンスラー委員長は8日、仮想通貨投資についてX(旧ツイッター)で再び注意喚起している。
委員長は「仮想通貨の投資やサービスは、証券法などの法律を遵守していない可能性がある」と主張。また「仮想通貨証券の投資家は、重要な情報や保護が提供されない可能性があることを理解すべきである」などと述べた。
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