仮想通貨XRP(リップル)「2019年に期待される投機資産」で海外投資家から多大な支持|背景に複数のファンダメンタルズ要因か
- XRP(リップル)からの利益リターンに大きな期待感
- SNS上で行われた「2019年に向けた仮想通貨の投機視点のアンケート」にて、海外投資家を中心とした3500が回答。XRPが70%を超える支持を受け、期待感が最も高い事が明らかになった。
XRP(リップル)からの利益リターンに大きな期待感
ツイッター上で、「Tha_Crypto_Guy」というユーザーは、年末まで地合いの悪い相場が続いた状況を受け、2019年に向けた仮想通貨の投機視点のアンケートを実施した。同アンケートでは、最も利益のリターンが多いと思われる通貨に投票するといったもので、結果XRP(リップル)が70%超えで断トツに一位となった。
あくまでもツイッターのユーザーである一般投資家に向けた調査であるが、回答数は約3500であり、海外コミュニティでも来年の高騰通貨としてXRPが支持されていることが明らかになった形だ。
日本でもSNSコミュニティを中心に支持者が多いことで有名なXRPだが、時価総額1位のビットコイン(11%)や3位のイーサリアム(7%)よりもはるかに超えている事で注目を集めた。
地合いの転換が見られない仮想通貨市場において、一般投資家が2019年XRPに対する強気な姿勢を見せる理由として、以下の様なファンダメンタルズ要因が影響していると思われる。(目先材料も含め)
- 2017年以降、時価総額ランキング2位を維持、2017年以降最長記録
- Q3における企業向けのXRP売上高が500%以上急増。
- 英比較サイトFinderが、来年におけるXRPの相場高騰率を300%以上上昇と予測。
- 米大手仮想通貨取引所CoinbaseがXRPを同社機関投資家向けのカストディサービスに追加。XRPを調査し、上場を検討中。
- 来年Q1に機関投資家向けの仮想通貨取引サービスを予定している世界有数の資産管理企業フィデリティが、XRPの取引提供を目論む。
- 世界最大の仮想通貨取引所BinanceはXRPを基軸通貨として取引ペアを開始すると発表。
2017年以降、時価総額ランキング2位を維持、2017年以降最長記録
これまで仮想通貨の時価総額は時代と共に大きく変化してきたが、不動の地位が変わらないのはビットコインのみで、その時代に投機的な観点から注目を集めた通貨が上位に、逆に淘汰されていった通貨も多数ある。
直近では、2017年以降2位と3位で度々順位を入れ替えるXRPとETHが、その中心にいた。
2017年のICOブームに乗り注目を集めたETHは2位の順位を固めつつあったが、2018年の下落相場によってICOプロジェクトによるETH売却が売り圧力になるなど、一時的に厳しい状況に置かれている。
XRPも仮想通貨の地合い悪化や有価証券の問題などに悩まされつつも、Ripple社を中心とするファンダメンタルズ要因が重なり仮想通貨全体におけるドミナンスを続伸させた。
2位に浮上したのは11月15日で、それ以降1ヶ月以上維持し、2017年以降ではXRPにおける2位維持期間として最長となっている。
ここ数週間に焦点を当てると再びXRPとETHの差は埋まりつつあるが、地合いが悪い状況の中で投機的な側面で強かったことがわかる事例と言えるだろう。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します