「Galaxy S10」の仮想通貨ウォレット 搭載通貨は16銘柄|CZ氏の投稿内容から判明
- バイナンスコイン、新型サムスンのウォレット対応が判明
- 携帯大手サムスンの「Galaxy S10」に搭載される仮想通貨ウォレットに搭載される銘柄が16である事が新たに判明した。BNBやOmiseGoなどERC20トークンがリスト入りしている。
バイナンスコイン、新型サムスンのウォレット対応が判明
大手携帯メーカーのサムスンが今年新しく発表している新型のGalaxy S10に搭載されているウォレットに追加される仮想通貨銘柄が16種類に達する事が新たに明らかになった。これは、バイナンス社のCEO CZ氏が発言したツイッターで明らかになったもので、同社が提供するネイティブ通貨バイナンスコイン(BNB)が「搭載される16銘柄の中の一つに選ばれたことを光栄に思う」とする発言と共に、一部の銘柄リストを示す画像を掲載した。
CZ氏が掲載した内容によると、対応銘柄は16種類、画像からGalaxy S10への対応が明らかになった通貨は以下の通りである。
- Pundi X(NPXS)
- Binance coin(BNB)
- OmiseGo(OMG)
- Populous(PPT)
- 0x(ZRX)
上記銘柄の共通点として見られるのは、イーサリアムブロックチェーン上で発行されたERC20トークンである点だ。なお、この他にもEthereum(ETH)やEnjin Coin(ENJ)、Cosmo Coin(COSM)がデモ画面上で搭載される予定である事がわかっている。
なお、CoinDesk Koreaの取材内容では、Bitcoin(BTC)の搭載に関してはデモ画面では写っているものの、実際に初期搭載されるのは、イーサリアムとERC20トークンであるとしていたため、今回の投稿内容通りであるともいえる。
なお、サムスンの新型S10に仮想通貨ウォレットが搭載されているのはアメリカ、カナダと韓国で販売されたものに限定されるようだ。
今回搭載される事が明らかになったバイナンスコインは、2019年に入りバイナンスのIEOプラットフォームの成功などが大きな要因となり時価総額7位まで上昇を遂げた。
また下落相場が続いた2018年、最も良い成績を残した通貨はBNBで、Binance主導の相次ぐアダプション強化の影響が見られていた。
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します