最大手取引所バイナンス、中国人民元建てOTC取引サービス開始
- バイナンス 人民元建てのOTC取引サービスを開始
- 最大手仮想通貨取引所バイナンスは、中国人民元(CNY)建てのOTC取引開始した。現時点での取り扱いのある通貨は、BTC・ETH・USDTの3銘柄。中国市場開拓でチャイナマネーの呼び込みが期待される。
バイナンス 人民元建てのOTC取引サービスを開始
最大級取引所バイナンスは、中国人民元(CNY)建てのOTC取引(P2P)を開始した。現在取り扱う通貨は、BTC・ETH・USDTとの3銘柄だ。
最初に利用できるユーザーは、アンドロイド版アプリ(Version: 1.12.1)を使っている利用者かつ、最低30日以上のアカウント保有者に限られる。今後、iPhoneで使用できるiOS版や、ウェブブラウザへの対応予定もあるという。
人民元建てのOTCサービスに関しては先月、中国の上海で開催されたカンファレンスで、バイナンスの共同創設者He Yi氏が明かしたものだ。人民元建てのOTCサービスが、今後中国市場に注力するバイナンス事業戦略の一環になると言及。CEOのCZ氏も同サービスの開始にあたり、「全面開放はしていないが、中国を皮切りにサービス開始しており、およそ14億人がすでに利用できる。順次、他のエリアにも拡大予定だ。」とコメントした。
「中国のマーケットにも注力する」との発言内容から、中華マネーの流入など市場活性化に繋がることが期待される。
追記:
人民元の入金ルートに関して、CZ氏のツイートで判明した。
中国ユーザーは、銀行カード・Alipay・WeChat Payで入金することができる。
参考:Binance Launches P2P Trading
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します