金融大手フィデリティ 仮想通貨関連サービスを全適格投資家へ提供
FDAが仮想通貨サービスを開放
金融最大手の米フィデリティが持つ仮想通貨関連サービス子会社「Fidelity Digital Asset(FDA)」は仮想通貨カストディおよび取引サービスを正式に、すべての適格投資家(個人・機関投資家含む)に向けて提供し始めた。英FTの取材で判明した。
本来、今年のQ1にサービスを開始する計画をしていた。
フィデリティのCEOを務めるAbigail Johnson氏は取材で、「Q1には複数のクライアントをオンボーディングしていたが、今よりサービスが完全に開放することになった。」と明かした。CoinDeskの報道では、具体的にいつ始まったのかは明確出ない模様だ。
FDAのサービスは機関投資家などの適格投資家に特化したサービスで、今年よりビットコイン(BTC)のカストディと取引デスクを一部のクライアントに提供している。
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FDAの優勢
フィデリティのブランド力とFDAの優勢について、同CEOはこのように話した。
例えばCoinbaseは未だ新たしくて、ほとんどの人にはなじみのない企業で従来の金融アドバイザーとの繋がりも薄い。一方、「フィデリティ」ブランドおよび金融業との繋がりは別格だ。
参考:英FT紙
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します