ビックカメラ広報:ビットコイン決済客単価は全決済平均の「2~3倍」

ビットコイン決済客単価は平均顧客の2~3倍
ビックカメラ広報担当者は、ITmediaとのインタビューで、他の決済方法を利用する顧客と比べて、客単価が全決済平均の2~3倍である、といった旨の発言をしました。
仮想通貨決済導入の障壁
決済時間の間に価格変動が起きるリスク、トランザクション詰まりによる決済時間の長時間化、使った時点で利確とみなされ税金がかかってしまう点など、仮想通貨決済には様々な障壁が存在します。

ビットコイン決済客単価は通常客よりも高い

ビックカメラ広報担当者は、ITmediaとのインタビューで、他の決済方法を利用する顧客と比べて、客単価が全決済平均の2~3倍にも上る、と発言しました。

ビックカメラでは、2017年7月に全店でビットコイン決済を導入しました。

最初の頃はビットコイン決済限度額は10万円に設定されていましたが、限度額一杯で決済する人の数が多いという事実が判明した後、現在では限度額30万円まで引き上げられています。

ビックカメラのビットコイン決済導入への経緯

ビックカメラは元々、電子マネー類への対応が早かった企業の一つでもあります。

同社は顧客の利便性を向上するための方法の一つとして、決済手段を増やすことを考えたと言います。

その流れに逆らうことなく、仮想通貨の法整備が進むと同時に、bitFlyerからのビットコイン決済導入案を検討したとのことです。

仮想通貨決済は広がりを見せるか?

現在、ビックカメラでは全店舗でビットコイン決済を活用することが出来ます。

また、子会社のソフマップは5店舗、コジマは7店舗で決済可能です。

ビットコイン決済は、日本国内でもビックカメラ系列だけではなく、実店舗では数百店舗、通信販売でもDMM.comなど多くの会社が導入しています。

現状でも仮想通貨決済は多くの企業が注目していますが、今後も広がっていく可能性は高いと思われます。

一方で、導入店舗にとっては決済時間の間に価格変動が起きるリスク、トランザクション詰まりによる決済時間の長時間化や、ユーザにとっては使った時点で利確とみなされ、税金がかかってしまう点など、障壁となる部分も存在します。

その問題を解決していくことで、仮想通貨が実生活に登場する機会は増え続けるでしょう。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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