バイナンス、Sparkトークン配布に対応表明
仮想通貨(暗号資産)取引所Binanceは25日、暗号資産(仮想通貨)XRP保有者に対し、ネイティブトークンSparkの付与(エアドロップ)を発表した「フレアネットワーク(Flare Networks)」のトークン配布イベントに対応する方針を発表した。
トークン配布の数量を決定する20年12月12日のスナップショット(権利確定日)の2時間前から入出金を停止し、取引所に預け入れられたXRPの比率を基準にSparkトークンを配布する。
Sparkトークンの上場については、現在未定で、Binance側の審査結果次第で対応方針を決定するとしている。
海外取引所のリスク
Sparkトークンの配布期間は最大で34ヶ月に渡って実施されることが予定されており、グローバル取引所への規制対応が強化される中で、海外取引所でSparkトークンの権利付与を受けることは、国内投資家の機会損失リスクとなる可能性がある。
フレアネットワークは、Sparkトークンの受け取る資格を持つユーザーにはまず保有するXRPトークンの15%に相当するSparkトークンが付与される予定で、残りの85%のSparkトークンは最低25ヶ月、最大34ヶ月の期間にかけて、順次分配する計画している。
暗号資産(仮想通貨)XRP保有者に対し、ネイティブトークンSparkの付与(エアドロップ)を発表した「フレアネットワーク(Flare Networks)」が24日、Sparkトークン配布に関する詳細を公開した。
なお、国内事業者のSparkトークンの配布方針については、国内の仮想通貨(暗号資産)事業者12社(オブザーバー1社)が、Flare Networksとの協議に動いていることが25日、発表された。
国内仮想通貨事業者12社は、Flare Networksの仮想通貨XRP(リップル)保有者へのSparkトークン付与について、共同声明を採択した。今回の国内対応における注目ポイントは。
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