XRPの高騰止まらず:世界の取引高の50%以上は日本と韓国が占める
- XRPが20%の高騰
- 仮想通貨市場は好調に推移しており、時価総額3500億USDを突破する好調相場の中で、時価総額Top25の中でXRPが一番高い上昇幅を記録しました。
- 世界のXRP取引高
- XRPの取引高は前日比で2倍になっていますが、その取引高の約50%が韓国の4取引所から行われており、取引高が増加する中でBitbankも世界のXRP取引高で3位に位置しています。
仮想通貨市場は好調に推移しており、時価総額3500億USDを突破、強気相場を維持している。
全体的に価格を上げている中で、本日Top25通貨の中で最も上昇を記録したのはリップル(XRP)です。
アジアで強さを見せるXRP
本日約20%の上昇幅を記録しているXRPですが、主にアジア圏の取引高が他市場と比較すると強さを見せています。
XRPの24時間取引高は昨日の約7億5000万USDから15時現在では15億5500万USDまで増加しており、昨日から2倍に取引高が続伸しています。
特にこの増加したXRPの取引量の大部分がアジア圏の取引所から行われており、1番目と2番目に取引高が多いのが韓国の取引所です。
次点で日本のBitbankから取引が行われています。(16時時点)
1位が韓国最大手取引所Bithumbとなり27.6%、2位の韓国取引所でありBittrexと提携するUpbitが15.6%です。
この2取引所の取引高だけで43.2%を記録しており、取引高ランキング10位には6位Coinone(4.6%)と9位Korbit(2.21)と韓国の取引所が4つ位置しています。
韓国の取引所だけで50%と世界のXRP取引量を占めており、ボラティリティが高いことでハイリスクハイリターンとなるアルトコインに熱狂する韓国の取引高の状況が顕著に表れています。
Bithumbの取引高はBitcoinが150億円相当であるのに対し、XRPは約430億円とビットコインの2.8倍の取引量まで増加していることから、韓国最大手取引所でXRP取引がどれほど注目されているかがわかります。
日本の取引所であるbitbankは、先日XRP取引量で世界一を記録するなど、コインチェックの事件以降セキュリティ面や板取引を採用する取引所として国内で人気になりつつあり、高騰した本日も取引高で世界3位に入るほど多くのXRP取引が行われました。
CoinPostの参考記事
XRPの価格
XRPの価格は1月4日に過去最高値401円を記録したのち、仮想通貨全体の下げ相場の影響もあり、4月1日に48.5円と88%価格を下落させていました。
この間、リップル社は他の仮想通貨企業などを寄せ付けないほどの銀行や送金業者との提携を行なっており、XRPに直接関係はしませんが、リップル社のプロダクトであるxCurrentの採用銀行は100行を超えています。
他の仮想通貨での提携は価格に作用することが多く、XRPはそのニュースの多さから価格への影響が鈍いとも考えられており、今回他の仮想通貨よりXRPが抜きに出て上昇を記録したことはホルダーにとって喜ばしい状況となったことは間違い無いでしょう。
本日日本で一番多い取引量を記録するBitbankでは、午前11時に本日の最高値95.771円を記録し、現在は92円前後で推移し前日比約19%となっています。
また4月1日の最安値から20日経過した現在の価格は89.6%の高騰となっています。
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