北朝鮮:仮想通貨カンファレンスに続き、ビットコインの取引所開発に取り組んでいることが判明

韓国の地元メディアは、国営の韓国産業銀行(KDB)の報告によって、北朝鮮は仮想通貨マイニングを行っていることが明らかになった、と報道。

さらに、北朝鮮のテクノロジー会社は、ビットコインの取引所プラットフォームを開発していることも判明したものの、依然北朝鮮の国民にとって仮想通貨に対する認識はまだ薄いとしている。

KDBによると、開発中のビットコイン取引所は、ブロックチェーンインフラ、高性能コンピュータ、電力、インターネットへ繋ぐネットワークが不足しているため、北朝鮮で仮想通貨産業が広がるには時間がかかるだろうと韓国メディアは見ている様だ。

最近起こった北朝鮮に関するニュースでは、北朝鮮は政府主導で今年の10月1日から2日間、首都平壌にて「国際ブロックチェーンカンファレンス」を予定している他、北朝鮮政府との繋がりを疑われている「ラザラス (Lazarus) グループ」がアジア圏の取引所への侵入被害が発覚したなど、北朝鮮国内での仮想通貨関連の動きが強まっている。

参考記事:Report Finds Mining Activity and Bitcoin Exchange Development in North Korea

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米国国営ラジオ番組Radio Free Asiaのレポートによると、北朝鮮は今年の10月に、仮想通貨とブロックチェーンをテーマとしたカンファレンスを開催し、世界各国から業界のエキスパートを招待し、北朝鮮の国営企業代表と対談することを予定している。
北朝鮮の関与が疑われるサイバー攻撃でアジア圏の取引所への侵入被害が発覚した。財務被害こそないものの、仮想通貨アプリのアップデートを騙り、MacOSを狙ったマルウェアとして注意喚起されている。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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