gumiなども参加、Mangrove DAOがシリーズAで10億円調達
「オファー・イズ・コード」というモデル
分散型取引所「Mangrove DAO」は28日、シリーズAラウンドで10億円(740万ドル)調達したと発表した。
ラウンドを主導したのは、CumberlandとGreenfield Capitalで、Gumi Crypto Capital(gCC)とCMTも参加している。今回の調達は21年7月に発表された270万ドルのシードラウンドに次ぐものだ。
Mangrove DAOは独自の分散型取引所(DEX)に「オファー・イズ・コード」という斬新なアプローチを導入。「オファー・イズ・コード」とは、流動性プロバイダー(LP)がスマートコントラクトを取引のオファーとして掲載できることを意味し、オファーがマッチした場合にのみ流動性を供給することが可能だ。従来型の流動性ロックとは異なり、取引の機会コストを抑えられるという。
Mangrove DAOはまずポリゴン(MATIC)にローンチし、その後はEVM互換性のある複数のブロックチェーンにも対応する予定だ。
gumi Cryptos Capitalは今年の1月にSuiブロックチェーン基盤のウォレット『Ethos Wallet』の420万ドル規模のシードラウンドを主導した。
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