スクエニなどが出資、Web3通信プロトコル「DMTP」の資金調達で

スクエニも参加

Web3通信プロトコル「DMTP」を開発するHighphen Pte. Ltd.(シンガポール拠点)は19日、スクウェア・エニックス、Adways Ventures、Arriba Studio、CapitalDAO Protocol、East Venturesなどから資金調達を実施した。金額は明かされていない。

スクウェア・エニックスの植原英明氏 事業開発ディレクターはDMTPについて、「Web3ビジネスにおけるマーケティングやコミュニケーションは、Web2とは異なるアプローチが必要だと考えており、DMTPはWeb3マーケティングにおいて革新的なソリューションを提供できるサービスと考え、出資を決定した」と、今後スクウェア・エニックスがDMTPのサービスを同社のWeb3ビジネスに活用していく姿勢を見せた。

DMTPは、Web3ウォレットアドレス基盤のメッセージ送受信が可能な通信ツールで、一般的なメッセージやりとりのほか、スティッカーである「Chat Sticker NFT」などの独自機能も提供。

発表によると、DMTPはWeb3プロジェクト向けに、ユーザーのオンチェーン/オフチェーン活動の分析、オンチェーンデータに基づくメッセージのターゲティング、ユーザーがプロジェクトに参加した日などの特定のトリガーに基づくメッセージの自動送信などのWeb3マーケティング機能を開発しているという。

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