ValkyrieがビットコインETFの上場申請を修正 ブラックロックやVanEckに追随
修正する企業続出
米資産管理企業Valkyrieは現物ビットコインETFの上場申請について修正を加えたことがわかった。すでにブラックロックやフィデリティなど5社以上の申請企業はSECの承認率を高めるために修正していた。
修正は10月30日に行われたもので、登録届出書(S1)が有効になるまで「BRRR」証券を販売することはできないと記した。BRRRはValkyrieの現物ビットコインETFのティッカーシンボルで、ナスダックへの上場を目指している。
ブルームバーグのETFアナリストJames Seyffart氏は申請企業の相次ぐ修正は「良い兆候」と見ている。一方、金融指数プロバイダーVettaFiの責任者Dave Nadig氏は「SECのGensler委員長が最終的に全てのビットコインETFを非承認するというラグプルもありうる」と話し、Seyffart氏もその可能性は残っていると認めた。
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現在、修正を行っていない申請企業はWisdomTree、Invesco、Galaxy、Global X、Hashdex、Franklin Templetonの6社。なお、最初に可否判断が出るのはARK Investの上場申請で、24年1月10日前後と予定される。
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