分散型予測市場ポリマーケット、バイデン米大統領の選挙撤退予測90%到達
民主党幹部からの強い撤退圧力
暗号資産(仮想通貨)ポリゴン(MATIC)基盤の分散型予測市場「ポリマーケット」で、バイデン米大統領が選挙から撤退する予測が一時90%まで到達した。現在は87%の撤退予測率にとどまっている。
バイデン氏に関しては年齢がかねて問題視される中、先月実施された共和党のトランプ前大統領とのテレビ討論会で精彩を欠いたパフォーマンスを受け、民主党全国委員会の幹部を含む多くの党員・議員から、11月の大統領選出馬を辞退することを要求された。
また、先週末の暗殺未遂事件後に共和党立候補のトランプ氏の当選確率はさらに上昇し、バイデン氏は更なる劣勢に立たされることになっている。
民主党の重鎮であるペロシ元下院議長(現役議員)は今週、バイデン氏は今週末までに説得に応じて撤退を決断する可能性があるという見方を示したと米有力紙ワシントン・ポストが18日伝えた。
また、民主党のオバマ元大統領はこの数日間に、「周囲に対しバイデン大統領が勝てる可能性は極めて低くなり、選挙戦を続けることについて本人は真剣に検討する必要があると伝えていた」とも報じられている。
一方、バイデン陣営は18日の記者会見でバイデン大統領は選挙戦を続けると撤退論を強く否定した。
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