米SEC、11銘柄のビットコイン現物ETFのオプション取引を許可
ブラックロックの許可に続く
米証券取引委員会(SEC)は19日、複数のビットコイン(BTC)現物ETFのオプション取引の上場申請を承認した。
BTCはこの日、68,414ドルで取引されており、前日比2.0%高。
今回許可を得たのは、Fidelity Wise Origin Bitcoin Fund(フィデリティ)、ARK21Shares Bitcoin ETF(アーク)、Invesco Galaxy Bitcoin ETF(インベスコ)、Franklin Bitcoin ETF(フランクリンテンプルトン)、VanEck Bitcoin Trust(ヴァネック)、WisdomTree Bitcoin Fund(ウィズダム)、Grayscale Bitcoin Trust(グレースケール)、Grayscale Bitcoin Mini Trust(グレースケール)、Bitwise Bitcoin ETF(ビットワイズ)、iShares Bitcoin Trust ETF(ブラックロック)、Valkyrie Bitcoin Fund(ワルキューレ)の11のETFだ。これらはCboeとNYSEで取引される。
SECはすでに先月、ブラックロックのiShares Bitcoin Trust ETFのナスダックでのオプション取引を承認している。
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オプション取引は、保有者に将来のある時点で決められた価格で資産を売買する権利を与えるもので、資産の価格変動に対するヘッジとして利用されることがある。
米国のビットコイン現物ETFは、昨日の1日で合計4.7億ドルの純流入が報告されており、今週続いた純流入をさらに拡大させた。12のETFは今週これまでに18.5億ドル(2,766億円)以上の純流入を記録している。
また、ブルームバーグのETFアナリストによると、過去10ヶ月弱でビットコイン現物ETFへの純流入は合計210億ドルに達し、ETF取引において歴史的な数値を記録しているという。
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