仮想通貨イーサリアムクラシックの新たな開発チームが始動|51%攻撃への対策も重要プロジェクトに定める

イーサリアム・クラシックのプロジェクトに新たな専門チーム
先日51%攻撃の被害を受けた仮想通貨イーサリアムクラシックETCの開発グループは、ETCプロジェクトのコア開発チームを開始したと公式で発表した。

イーサリアム・クラシックのプロジェクトに新たな専門チーム

先日51%攻撃の被害を受けた仮想通貨イーサリアムクラシックETCの開発グループは日本時間15日、新たなETCプロジェクトのコア開発チームが始動した事を公式で発表した。

この新しいチームの主要ミッションの概要は以下の通りだ。

  • ETCブロックチェーンのサポート
  • dAppsの開発・マイニング・サービス

特筆すべきは、今回の51%攻撃の被害に際して、「ブロックチェーンチェーンの監視と分析ツール」を、2019年内に最優先の開発プロジェクトとして定め、開発を進めていく点だ。

また予定として、2019年の第一四半期(1〜3月)において、同チームはイーサリアムが16日前後に控えている大型アップグレード【コンスタンチノープル】をレビューを行い、IOHKなどのプロジェクトと協力、イーサリアムクラシックのアップデートに関しても具体的に定めていく事を発表した。またその時にアップグレードのチェックポイントとなるブロック数を決定するとしている。

イーサリアムのすべての変更にはサポートを対応させないものの、一部のアップグレードは導入する予定だと言及されている。

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仮想通貨取引所Gate.ioは、取引所Coinbaseの報告により発覚した仮想通貨イーサリアム・クラシック(ETC)に対する51%攻撃を行なった攻撃者から、被害にあったETCの一部が返還されたことを発表した。攻撃者はなぜ51%攻撃を行なったのか、まだその真相はわかっていない。
米大手仮想通貨Coinbaseは米8日、51%攻撃を含む【Reorg】行為を(2019/1/5)発見したと報道した。ETC公式デベロッパー団体も攻撃の状況を調査しながら、各仮想通貨取引所にブロックの「確認数」を増やすように勧告している。一方では、米大手仮想通貨Coinbaseが51%攻撃が現在進行中とし、顧客の資金を保護するため、入出金を停止している。
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