仮想通貨イオス(EOS)が一時15%上昇|大型カンファレンスなどが要因か
- EOSの価格が15%上昇
- 仮想通貨イオス(EOS)は1日、上昇を続け、一時15%の伸びを見せた。大型カンファレンスにおける新プロダクト発表の可能性やCoinbaseの上場などがその要因と見られる。
仮想通貨イオス(EOS)が15%上昇、その要因は
日本時間の6月1日、時価総額5位の仮想通貨イオス(EOS)の価格が上昇を続け、約15%の伸びを見せた。その背景にある要因に関し、以下3つの発表が注目される。
新しいSNSサービスの発表
EOSコミュニティは「B1June」というBlock.oneが米時間6月1日に開催する大型カンファレンスを注目している。このカンファレンスにて、EOSの開発者による新しいSNSのサービスが発表される可能性が高いと、ドイツのビジネス紙Handelsblattが報じている。
新しいSNSのライバルはツイッターだということだが、その機能はフェイスブックやインスタグラムに近いという。詳しいことはまだ判明できない。コメントを求められたBlock.one(EOSの開発企業)の共同設立者Brock Pierce氏は以下のメッセージだけを送った。
6月が来たる。
なお、Block.oneは発表の詳細を聞かれた際、土曜の夜は外出を控え、夜8時(現地時間)の発表に備えて欲しいとだけ答えたようだ。
EOSのコミュニティであるMEET.ONE の予想によると、EOSのSNSサービスは投稿やいいねに応じて広告収入が得られるようで、トークンを活用し、ユーザーに直接SNSへ参加してもらう仕組みになっているという。
EOS上でUSDT発行、CoinbaseのEOS上場
2つ目はブロックチェーン企業Tether社がBlock.oneと提携し、EOSのブロックチェーン上でステーブルコインのテザー(USDT)を発行するという発表だ。
今回の提携に合わせて独自のスマートコントラクトを実装する。EOSのコンセンサスアルゴリズムはDelegated Proof of Stakeを採用し、少額取引に適しているという。EOSブロックチェーンのユースケースが増えることで投資家に注目されている。
さらに、EOSについては、昨日米最大手仮想通貨取引所コインベースがその上場・売買を開始することを発表したばかりだ。この発表も今回の価格上昇の好材料となっていると考えられる。
このように上記の好材料がEOSの価格上昇を支えていると考察した。まだ詳細が明らかになっていない新しいSNSサービスの発表が市場にどのような影響を与えるか注目して見守りたい。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します