局面間近のビットコイン(BTC)、一転して弱気目線に支配される|仮想通貨市況

局面間近のビットコイン(BTC)、弱気目線に支配される
仮想通貨市場では、ビットコイン(BTC)が22日午前9時すぎから急落、104万円台まで続落した。中国四川省のマイニングマシンが洪水被害を受けた影響などで弱気シグナルに支配されつつある。

ビットコイン(BTC)市況

仮想通貨市場では、ビットコイン(BTC)が22日午前9時すぎから急落。104万円台まで続落した。 一時約3万円幅ほどのリバウンドを見せたが、リターンムーブで買いの弱さを確認するとともに、売り圧力に屈した形だ。

21日のトレンドライン底割れで上昇チャートが崩れた上、中国四川省のマイニングマシンが洪水被害を受けたニュースが伝わったことも投資家心理に影を落としたか。四川省はマイニングの大半が集中する中国の中でも、特に代表的な採掘地域なだけに、ビットコインのハッシュレート(採掘速度)に警戒感も生じている。

仮に、大手マイニングプールが洪水被害で採掘作業を停止するに至った場合、ハッシュレートが急下落することで、ビットコインネットワークの遅延などにも影響するとの懸念が生じているほか、デフィカルティ調整期を終えたばかりでタイミングが悪いことも投資家の懸念が強まった。

より詳しい情報は、以下の記事で詳述している。

関連:中国で仮想通貨採掘工場の一部が倒壊 四川省で洪水被害

関連:中国の洪水被害に新たな情報開示、ビットコイン(BTC)7万円幅の急落に影響か

以下は、現在意識されている「下降チャネル」となる。

このままチャネルセンターラインを割り込み、100万円付近及び9,000ドルの直近最安値(①)の防衛ラインが決壊した場合、②の7,000〜8,000ドル付近までの下値余地が生まれかねず、重要な局面にあると言えそうだ。

CoinPostの関連記事

株式や仮想通貨ビットコインのテクニカル分析でよく使われる「移動平均線」を軸に、ゴールデンクロス、デッドクロス、パーフェクトオーダーといった相場のシグナルについて、投資初心者向けに図解する。
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

コメントしてBTCを貰おう 新着ニュースをチェック

速報

新着記事

人気記事ランキング