暗号化された生体認証技術開発でリップル・gumiの投資部門が出資
- Xpringやgumiなどが出資
- サイバーセキュリティ企業のKeylessが220万ドルの資金調達に成功。Xpringやgumiなどが出資している。Keylessは生体認証の管理プラットフォームを開発する。
Xpringやgumiなどが出資
サイバーセキュリティ企業のKeylessが220万ドルの資金調達に成功した。暗号化された生体認証を基に作成された秘密鍵を利用したプロダクトの開発に利用される。
出資先にはgumi Cryptos Capital、米リップル社の投資部門「Xpring」、Blockchain Valley Ventures、LuneXとなっている。
Keylessは生体認証情報やその個人情報を管理するプラットフォームで、安全な環境を構築するため分散計算法が利用されている。
生体認証を利用することで、ユーザー側はパスワード管理や、パスワードを紛失した際に利用される秘密の質問への解答、復旧作業といった煩わしい作業が省かれる利点がある。一方、生体認証はユーザーのセンシティブな個人情報を取り扱うため、特にセキュリティや安全性の担保が求められる。
このセキュリティ面を改善するために注目されたのがブロックチェーン技術だ。中央サーバーによる管理を廃することで、単一障害点を取り除き、安全性の向上を図るという。
Keylessは現在、最初の製品「Keyless Authenticator」のベータテストを開始。keyless.ioにてサインアップすることで、デモを利用することが可能となっている。
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