ビットコイン(BTC)の売買利益、曜日ごとに大きく変化 大手仮想通貨データ企業が算出

ビットコイン(BTC)の売買利益で最適な曜日は?

ビットコイン(BTC)の最適な売買タイミングは「月曜日」であることがわかった。仮想通貨データ企業大手CryptoCompareが報告、月曜日は圧倒的に日間リターン率で有利なことがわかった。

今回のデータは、2013年6月から現時点までのビットコイン市場データをもとに算出したもので、曜日ごとに1日で売買した場合の複合的な日間リターン率(利益率)を示している。

掲載データによると、月曜日の日間リターン率は445%と、2番目に高い金曜日の約240%の2倍近い水準を記録。月曜日のリターン率が極端に高いことがわかった。

米国時間の月曜日は、ニュースメディアの感覚値的にも重要ニュースの配信が多く、企業の発表が相次ぐこともその理由にあると見られる。

一方、最も複合的なリターン率が低い曜日である水曜日でも、統計上ではプラスに推移。マイナスで推移する曜日は見られなかった。

曜日別のリターン率では過去に、CoinPostも提携する米大手仮想通貨メディアtheblockの研究責任者も調査しており、今回の調査期間とは異なる「17年1月〜19年7月」までのビットコイン価格データをもとに算出している。

期間を直近のデータにすると、曜日別リターン率の見え方も異なり、日曜日がわずかにプラスで推移する最も適していない曜日に。金曜日も高いリターン率は見られなかった。17年からのデータで金曜日のリターン率が下がった背景には、先物取引市場などの台頭もその理由にあると見られる。

一方、一貫してリターン率が高いのは月曜日で、二つの期間で算出したデータが、その最適さを示唆している。

関連:曜日別リターン率比較=theblockの研究責任者

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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