大手仮想通貨取引所Poloniex、「アジア・太平洋地域」向けの取引所をオープン

PoloniexがAPAC向け取引所をオープン

仮想通貨取引所Poloniexは、アジア・パシフィック地域向けの新取引所「Pwang.com」をオープンした。

60以上の銘柄と、BTC・USDC・USDT・ETH建ての取引ペアを取り扱っているほか、証拠金取引も提供。銀行のキャッシュカードによる入金も可能だ。

米国市場から撤退

かつて隆盛を誇ったPoloniexであったが、11月1日より米国在住ユーザーへのサービスを停止。同社は当時、「新たな機能やサービスを以って、世界中の投資家のニーズを満たすことに焦点を当てる」ことを目標に掲げた。

今回のPwang.comのオープンとともに、中国ユーザーを主要マーケット対象として中華圏最大の「Weibo」SNSの公式アカウントも開設。一連の動きには、トロン財団CEOのJustin Sun氏が関わっているとされている。

米大手仮想通貨関連企業Circleの子会社だったPoloniexは、Sun氏が率いる投資ファンドの出資を受け、事実上買収されたが、トロン財団から独立した運営体制になるという。Sun氏は先日、出資と買収について認めた。

豊富な種類のアルトコインを取り扱うPoloniexがアジア・パシフィック地域に進出したことによって、APAC地域からのマネーフローが期待される。

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米Circle社は、多くのアルトコインを取り扱う仮想通貨取引所Poloniexを売却した。米国ユーザーへの取引サービスは11月1日にて停止。新ブランド「Poloデジタルアセット」として新規市場に進出。
米仮想通貨企業Circleは、同社が運営する仮想通貨取引所「Poloniex」の拠点を海外へと移動する。有価証券問題など米国の定まらない規制がその一番の要因としている。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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