中国Alipay、アラブの決済企業とブロックチェーンベースの国際送金プロジェクト立ち上げ

RippleNet参加企業、Alipayと提携

アラブ首長国連邦の決済プラットフォーム企業Finablrが中国の大手決済アプリAlipayと提携、共同事業としてブロックチェーンベースの国際送金プロジェクトを立ち上げる。プレスリリースを公開した。

「今回の提携では、AntFinancial(Alipayの運営企業)の送金システムにFinablrのプラットフォームが統合された。今後AlipayのグローバルEウォレットパートナー企業を含む送金ネットワークへの拡大を検討している」と説明された。

これら2社は送金領域でサービスを提供している企業でもある。Finablrは170ヶ国で計2500万人のユーザーに送金サービスを提供、Alipayは各国のEウォレット事業社と連携し、約12億もの利用者にサービスの提供を行なっている。

また、Alipayは独自のブロックチェーン技術を有しており、AliPayHK(香港)とフィリピンGlobe Telecomのグループ会社が運営するモバイルウォレットアプリ、GCash間で同技術を利用したリアルタイム送金を開始している。

FinablrはRippleNetの参加企業で、リップルの送金技術を利用している。今回の提携内容では、RippleNetに関連した動きかは明らかにされていない。

参考:Finablr発表

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UAEを本拠地とする国際送金企業Finablr社は、ブロックチェーン技術を利用した決済サービスの提供に向け、RippleNetに加盟し、アラブ首長国連邦からタイへの送金経路を確保した。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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