仮想通貨NEMのカタパルト、新ブランド戦略を発表 名称やロゴの変更も
Symbol by NEMとは
仮想通貨ネム関連の新ブロックチェーン「カタパルト」について、ネム財団らが新たに新名称とロゴを提案。仮名「Symbol(シンボル)」に関する内容が、新ブランドの展開戦略の方針として発表された。
「カタパルトブランディング運営委員会」を中心に新ブランドを提案した内容で、カタパルトについては、商標権の関係で利用が難しくなることから、新たなロゴや名称の変更は提案事項として進められる。
本提案に際し行われるユーザー投票では、提案される内容の採択の可否が審議される格好だ。今回の内容で採用が決定されれば、ロゴや名称は一新されることになる。
また、新ブランディングの提案発表に伴い、展開する上でのターゲット領域もあわせて発表した。XRPは決済、イーサリアムはスマートコントラクト分野とある中で、Symbolは企業・ビジネスに特化。その役割として、「価値の創作者・ビジネスビルダー・デベロッパーがコラボレーションを行うことを支援する」と説明した。
コンセプトとしては、IBMや、高級品の追跡プラットフォームLuxTaなど、様々な企業規模の分野での連携で実用性・付加価値の実現を行うことが挙げられた。
実用例では、先日発表した「リトアニア中央銀行」の記念コレクター通貨がある。「LBCoin」というこのコレクター用通貨は、Symbolを利用し、来春に発行する予定だという。
こちらが和訳された公式のドキュメントの全文である。
ブランドに関する投票
本日20日8時より、新ブランドSymbolに対するコミュニティ投票が開始。投票結果は非拘束形式になる。(ユーザー調査の形式)
仮にユーザーの投票でSymbolが否決された場合、委員会は「Sekoya」という名称をバックアップとして提案することができる。
現在、委員会が持っている商標はSYMBOL/SYMBL/SEKOYAとの3つだ。(ネム財団のセクレタリーLaura Takenaka氏へ取材)
投票内容は、ブランド名、ブランドロゴおよびそのアイコンを含める。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します