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イーロンマスクのX、「数週間以内に」仮想通貨・株取引機能を実装へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Xタイムラインに取引機能を統合へ

X(旧Twitter)のプロダクト責任者であるNikita Bier氏は14日、同プラットフォーム上で株式や仮想通貨のデータを閲覧・取引できる新機能「Smart Cashtags」を、数週間以内にローンチすることをX投稿で明らかにした。

この「Smart Cashtags」は、既存のキャシュタグ機能($BTCのようにドル記号をつける機能)を拡張するものであり、ユーザーはタイムライン上からリアルタイムの価格チャートや関連データを直接確認できるようになり、銘柄取引の選択肢が表示されるという。

外部の取引所等へ直接遷移できるリンクも統合される見通しだが、Bier氏は「X自体がブローカー業務を行うわけではなく、あくまで金融データツールとリンクの構築に注力する」と強調している。

Bier氏は今年1月11日にも同機能について言及しており、当初は2月中のリリースを目標にフィードバックを収集していた経緯がある。Xは「金融ニュースの最高の情報源」であることを自負しており、数千億ドル規模の資金がプラットフォーム上の情報に基づいて動いている現状をふまえ、今回の機能拡張に踏み切った形だ。

一方で、Bier氏はスパムやハラスメントを助長するサードパーティ製アプリに対しては厳しい姿勢を示している。「仮想通貨の普及は望んでいるが、スパムや攻撃をインセンティブ化するアプリはその手段ではない」と述べ、APIを利用した自動化やスクレイピングによる不正行為を徹底的に排除する方針を打ち出した。

Xの開発者プラットフォームディレクターであるChris Park氏もこれに同調し、プラットフォームの操作やエンゲージメント稼ぎを行うボットやプログラムについて、「これ以上の存在は許さない」と警告している。今後はAPIルールの改定を含め、健全なエコシステムの維持に向けた取り締まりが強化される見通しだ。

「Everything App(万能アプリ)」を目指すイーロン・マスク氏の構想において、金融機能の統合は重要なマイルストーンとなる。今回の「Smart Cashtags」は、単なる情報共有ツールから、実際の経済活動起点へとXを進化させる一歩となり、今後数週間での実装状況に市場の注目が集まる。

関連:イーロン・マスクのX、仮想通貨・ミームコイン関連など専門分野別リスト機能を開始

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