WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

バイナンスリサーチ、2030年に仮想通貨ユーザー30億人到達を予測 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 現在7億人→2030年に30億人へ
  • ソーシャル層の追加だけで最大+13ptの普及率向上

AI・ソーシャル層の統合が鍵

バイナンス・リサーチ(Binance Research)は15日、公式Xアカウントで複数のスレッド投稿を通じ、仮想通貨ユーザーが2030年までに30億人に達する可能性があるとする見通しを公表した。

現時点で全世界のユーザー数は7億人を超えているが、ETF承認や機関投資家参入、ステーブルコイン法整備といった相次ぐ追い風があったにもかかわらず、成長カーブの傾きはほぼ変わっていないと指摘している。

関連記事:RWAトークン化市場が半年で3倍以上急成長、3兆円突破=バイナンスリサーチ

バイナンスリサーチの月次市場分析によると、RWA(現実資産)トークン化市場が2025年上半期で260%成長し、時価総額は230億ドルを超えた。プライベート・クレジットが58%シェアで市場を牽引する一方で、RWAとDeFiプロトコルとの統合も進んでいる。

同レポートは成長が鈍化している要因として、製品アーキテクチャ上の「4つの構造的な壁」を挙げている。具体的には、①複雑すぎるオンボーディング、②保有資産が収益を生まない「遊休ホールディング」問題、③「何を買えばよいか分からない」情報サイロ、④チェーン間移動などに伴う認知負荷の高さ、の4点だ。これらが次の10億ユーザーの獲得を妨げる主因とバイナンスは分析する。

一方で業界全体では、単なる取引機能を超えた多層的なサービス統合が進んでいるとも指摘する。決済、イールド(利回り)、クレジット、コミュニティ、メッセージング、AIを活用した分析・実行機能など、各機能レイヤーが個別では効果が限定的であるものの、垂直統合されることで「乗数効果」が生まれると見込んでいる。

普及率の押し上げ幅について、バイナンスは具体的な試算も示している。イールド層の追加で4〜8ポイント増、AIレイヤーの導入で2〜8ポイント増、そしてソーシャル層の実装で4〜13ポイント増の効果が見込まれるとしている。

これらの壁が取り除かれた場合、全世界のインターネットユーザーの45%が仮想通貨を利用しない理由を持たなくなるとバイナンスは述べている。

なお、バイナンスは「30億ユーザーは同社がもはや単なる取引所ではなく、世界の金融インフラになることを意味する」とも表明しており、長期的な事業戦略の方向性を示した形となっている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/30 火曜日
07:20
米金融大手BNY、USDCを機関向けカストディに初統合 サークルと連携拡大
米金融大手BNY(旧:BNYメロン)が29日、サークルとの提携拡大を発表。USDCをデジタル資産カストディ基盤の第一号ステーブルコインとして統合し、機関投資家向けにUSDCの保管・発行・償還機能をワンストップで提供する。
06:35
クラリティー法案、米上院休会の2週間が採決の分岐点
米上院が7月13日まで休会に入る中、仮想通貨市場構造法「クラリティー法案」の採決に向けた裏交渉は続いている。倫理条項や法執行当局の懸念が残るなか、8月の夏季休会前の成立を目指す。
05:55
JPモルガン、ステーブルコインの「影の銀行化」警告 規制枠組みで提言
米メガバンクJPモルガンは6月29日、仮想通貨規制の枠組みに関するレポートを公開し、利回り型ステーブルコインには従来の預金と同等の監督基準が必要だと主張。
05:45
トム・リー率いるビットマイン、先週2.7万イーサリアム追加取得
米イーサリアム・トレジャリー企業のビットマインは29日、ETH保有量が570万トークンに達したと発表した。先週1週間で2.7万ETHを取得し、ETH総供給量の4.7%を保有。
06/29 月曜日
21:10
ストラテジー、優先株の財務安定策を発表 ビットコイン売却枠も承認
ビットコイントレジャリー大手ストラテジーが優先株配当の流動性強化を目的とした資本管理の枠組みを発表。米ドル準備金の運用方針策定やSTRC配当率の引き上げ、最大12.5億ドルのBTC売却枠承認などを含む5項目の施策を打ち出した。
17:32
クレディセゾンとコインチェック、永久不滅ポイントを仮想通貨へ交換開始
クレディセゾンとコインチェックが2026年6月29日、永久不滅ポイントをBTC・ETH・XRPに交換できるサービスを開始した。2026年4月の業務提携に基づく第一弾施策で、対象はセゾンカード会員約1,500万人。
16:27
SOWAKA、日本法人設立 JPYC決済アプリ「ミセペイ」を7月トライアル開始
SOWAKA PTE.LTD.が2026年6月1日付で株式会社Sowaka Japanを設立。第一弾事業として、JPYC対応QR決済アプリ「MisePay(ミセペイ)」の7月トライアル開始と加盟店の追加募集を発表した。決済手数料0%と返金権限の安全な分離管理が特徴。
15:55
グレースケール、ビットコイン底打ちの条件を提示 FRB金利とクラリティー法が焦点
グレースケールのリサーチ責任者が仮想通貨市場の行方を左右する2つのシナリオを提示。クラリティー法の成否とFRBの利上げ判断が焦点で、底打ちの条件を分析した。ストラテジーのバランスシート動向も注目材料と指摘する。
14:48
ギャラクシー・リサーチ、クラリティー法が2026年成立の確率を50%に引き下げ
ギャラクシー・リサーチのアレックス・ソーン氏が、クラリティー法の2026年成立確率を60%から50%に引き下げた。上院日程の逼迫と倫理条項をめぐる交渉停滞が主因。7月初旬の審議日程確定が分岐点になる。
13:57
グレースケール幹部、ストラテジーに30億ドルのビットコイン売却を提案
グレースケールのリサーチ責任者パンドル氏が、ストラテジー社の財務悪化を受け、優先株「STRC」の配当率引き上げよりも、30億ドル超のビットコイン売却が市場の信頼回復につながると提案した。
12:33
シャープリンク、3日間で約100億円相当のイーサリアム買い増し
イーサリアム・トレジャリー企業シャープリンクが3日間で39,196 ETHを買い増した。含み損が続く中、機関投資家から資金調達を行い、購入を再開している。
10:40
BIS年次報告、ステーブルコインは「貨幣の要件を満たさず」
BISが2026年版年次経済報告書でステーブルコインの構造的課題を指摘。貨幣の等価交換性の欠如や金融安定リスクを分析し、中央銀行主導の統合台帳構想を次世代通貨システムの道筋として提言した。
10:00
ハイパーリキッド、USDH運用終了に伴い 総額16億円の移行助成金を支給
仮想通貨ハイパーリキッドを支援するハイプ財団が、ステーブルコインUSDH運用終了とUSDCへの移行に対応するため総額約1,000万ドルの助成金を提供すると発表した。
09:31
ビットコイン、損切り売りが急拡大 アナリストが降参局面と指摘
CryptoQuantのオンチェーンデータを分析するDarkfost氏が、ビットコインのUTXO損益比率が過去の弱気相場底値圏に匹敵する水準へ低下したと指摘。損切り売りの急拡大が降参局面の始まりを示すとした。
08:39
サムソン・モウ「ビットコインの底は付いた」、サイクル加速論 見方は割れる
JAN3のサムソン・モウCEOが「ビットコインの底値はすでに確認された」と主張。2024年半減期の37日前にATHを更新した事実を根拠に、4年サイクルの加速を指摘。追加下落を見込むアナリストとの見方の相違を解説する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧