- イスラエル初の事例と説明
- イスラエルのデジタル資産市場は急速に成長中
仮想通貨取引サービス提供へ
イスラエル最大手のレウミ銀行(Bank Leumi)とギャラクシー・デジタル(以下、ギャラクシー)は14日、同行の顧客にデジタル資産取引サービスを提供するため、パートナーシップを締結したことを発表した。
レウミ銀行のモバイルデジタル銀行部門「ペッパー」の顧客を含め、暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)といった選別した銘柄を同行の取引アプリから売買・保有できるようにすると説明。イスラエルでデジタル資産の取引サービスを顧客に提供する銀行はレウミ銀行が初になると述べている。
レウミ銀行は120年以上前に創設された金融機関で、一般の消費者、中小企業から大企業まで全ての層の顧客にサービスを提供。公式サイトの会社概要によると、高度なデジタル機能を活用しており、テクノロジーによる変革を継続して運営の効率性向上に取り組んできたという。
なお、レウミ銀行は2022年、パクソスと提携し、規制認可を受けた上で仮想通貨の売買・保有サービスを提供すると発表していたが、実際のサービス提供までは至らなかったようだ。
イスラエルの市場は急成長中
今回発表した取引サービスは2027年初めに提供を開始する予定。レウミ銀行は、ギャラクシーの機関向けプラットフォームを利用することに加え、ギャラクシーのカストディプラットフォームに同行のデジタル資産のインフラをサポートしてもらう契約も結んだ。
カストディとは
投資家などの代わりに資産を保有・管理することを指す。仮想通貨以外の資産にも広く使われる用語。
レウミ銀行の戦略部門のトップを務めるマヤ・ラヴィア氏は発表で以下のようにコメントした。
我々は、顧客に提供する先進的な金融サービスを拡充しようと常に取り組んでいる。今回のイニシアチブは、当社のイノベーション戦略の重要な柱の1つであり、世界トップレベルの技術インフラを通してシンプルで安全な規制下のデジタル資産サービスを顧客に提供できるようになる。
我々は、デジタル資産が徐々に世界の金融システムに不可欠な存在になっていると考えている。信頼性が高く安全な規制下の銀行フレームワークの中で、顧客がこの発展の恩恵を受けられるようにすることは我々の役目だ。
また、ギャラクシー・イスラエルのリオール・ラメッシュCEOのコメントは以下の通り。
未来の金融はオープンでプログラム可能なインフラで運営されることになるだろう。我々は、先に動いた銀行が後の時代を形成すると考えている。
イスラエルのデジタル資産市場は急速に成長しており、我々は、国を主導する機関に信頼の基盤を提供できることを誇りに思う。



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