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フィデリティ幹部、ビットコイン強気相場入りを示唆 2029年30万ドル目標

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ティマー氏、7月の慎重姿勢から転換し2029年30万ドルを提示
  • 6月に約5.8万ドルまで下落、足元は8.4万ドル前後

6万ドル維持で強気サイクル入りと分析

米資産運用大手フィデリティ・インベストメンツでグローバル・マクロ担当ディレクターを務めるジュリアン・ティマー氏は26日、ビットコイン(BTC)について「パワーローの計算は、6万ドルを維持したことで新たな循環的強気相場が始まっていることを引き続き示しており、2029年に30万ドルを目指している」とXに投稿した。

30万ドルは足元の価格の約3.6倍にあたる。BTCは2025年10月に約12.6万ドルの史上最高値を付けた後に下落に転じ、2026年6月下旬には一時約5.8万ドルまで値を下げた。27日時点では8.4万ドル前後で推移している。

関連記事:ビットコイン、長期支持線に接近 フィデリティ幹部が底打ち慎重視

フィデリティでグローバルマクロを統括するジュリアン・ティマー氏は、ビットコインが長期パワーロー支持線(5万8237ドル)に接近していると指摘。反発の材料が乏しく、目先の底打ち判断には慎重な姿勢を示した。

パワーロー支持線と見方の変化

パワーローは、BTCの価格と誕生からの経過時間の関係を両対数グラフ上の直線として捉える分析モデル。ティマー氏は同モデルから長期的な下値の目安となる支持線を引いており、2018年と2022年の弱気相場では、実際の安値がこの線を上回って推移したと説明してきた。

7月初旬の同氏の見方は慎重だった。支持線を5万8,237ドル付近と示したうえで、世界的なマネーサプライの伸びが鈍っていることを挙げ、反転を促す強気材料はマクロ環境に見当たらないとしていた。

8月29日には、BTCがパワーロー曲線の底を維持し、4年周期の時間的な調整も十分に経たとの趣旨を述べている。今回の投稿は、6万ドルの維持を根拠に新たな上昇サイクル入りへ踏み込んだ形で、同氏は2029年という具体的な時期と30万ドルという水準を併せて示した。

関連記事:2026年末のビットコイン価格はどうなる?有識者7人に予想を聞いた

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