仮想通貨XRPは決済システムの問題を解決する=豪決済企業FlashFX共同創設者

豪決済企業の共同創設者にインタビュー

仮想通貨XRPコミュニティの著名人CryptoEri氏が、豪決済企業FlashFX共同創設者のNicolas Steiger氏にインタビューを行った。

FlashFXは、仮想通貨XRPを用いた米リップル社の送金ソリューションODL(旧xRapid)を利用している企で、リップル社が開催した昨年のSWELLにも参加している。SWELLに際し、ODLを活用して豪州とフィリピン間の国際送金を提供することを発表した。

関連FlashFX、需要高いフィリピン向け送金でODL導入

Steiger氏は今回のインタビューで、ODLの利用目的は送金の効率化と、取引やオペレーションのコストを下げるためだと説明。決済企業として、ODLが機能しているかを重視しているという。XRPについては、現在の送金システムが抱える問題の解決に貢献しており、価値のある仮想通貨だと語っている。

ODLの普及に関しては、利用する金融機関が300に達するために、技術的には問題はないとの見解を示した。普及するほど取引が増え、送金が増加すれば企業も利益を上げることができると説明している。

規制面の問題

なお、規制への対応については、問題ないとの認識を強調した。

送金業者としてのラインセンスを取得しており、全取引を規制当局に報告しているが、ODLの利用は問題になっていないと言及。豪州では、仮想通貨はまだ正式な金融商品と認められていない状況だが、今後は規制整備は進むと考えていると語った。

Steiger氏は昨年12月、2020年第1四半期(1月〜3月)にODLが日本(日本円)に対応する計画があることを明かしていたが、リップル社が発表することなので、実際は確信は持てないと話している。ただ今年も送金ルートは増加し続けるだろうと予想した。

関連仮想通貨XRP利用のODL「日本円対応は来年Q1を計画」

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バイナンスが公開した最新の月間レポートによると、OTC取引を通じた大口の傾向として、時価総額上位のETHとXRPの需要が増加、通常よりも多く購入されていたデータが確認された。
世界最大級とされる米・メキシコ間の送金ルート(USD/MXN)は年間350億ドルに及ぶが、RippleのODLを利用した「米ドル→メキシコペソ」の送金が全体の2.5%を占めるなど、実需拡大を見せている。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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