SBI、米国の仮想通貨採掘事業を正式発表 世界最大規模のマイニング施設を利用
SBIがテキサス州でマイニング事業開始
SBIホールディングスの仮想通貨マイニング子会社「SBI Crypto」が、IT企業Northern Data AGとデータセンター運営企業Whinstone USと、パートナシップを締結したことを正式に発表した。米テキサス州でマイニング事業を開始する。
SBIホールディングスについては今年1月、米テキサス州でビットコイン(BTC)のマイニング事業を開始することをブルームバーグが報じている。情報筋の話で、数カ月以内に事業を開始することが分かっていた。13日に発表されたプレスリリースで、SBI CryptoのCEOが「我々は2019年の初めから、テキサス州のマイニングファームを利用するために計画を練ってきた」と明かしている。
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また昨年11月には、Whinstone USがテキサス州に世界最大級のマイニング施設を建設していることが明らかになった。三段階の工程を踏んで建設が進められ、2020年のQ1(1月〜3月)に最初の建設段階が完了する予定になっている。SBI Cryptoは、米テキサス州にあるWhinstone USのデータセンターを利用する最初の企業となるという。
その時点で、300メガワット以上の発電容量を持つ世界最大規模のマイニングファームになる見込み。その後、二段階の工程を経て、1ギガワットの発電容量を持つマイニング施設が完成する。全ての工程が終了するのは2020年Q4(10月〜12月)の予定だ。
当時の報道では、企業名は明かされていなかったが、上場企業2社がビットコインマイニングを行うため、かなり大きな電力容量を使用することになると報じられていた。
また今回発表されたパートナーシップでは、ブロックチェーンのインフラ構築やソフトウェア開発など、他の分野でも3社は協力することに決まっている。
参考資料 : プレスリリース
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