仮想通貨ビットコインキャッシュ、5月15日に大型アップグレード 半減期後の採掘推移も重要に
ビットコインキャッシュのアップグレードについて
仮想通貨ビットコインキャッシュのBitcoin Cash Nodeプロジェクトの開発者は公式ブログで、5月15日に計画されている大型アップグレードに関するマイルストーンの進捗を語った。
今回のアップグレードでは、インフラ資金調達プラン(IFP)への投票、BIP9は関係なく、ABCクライアントと同じデフォルト値で構成され最長チェーンに従うように実装される構築だと説明。
予定されているアップグレードは『チェーン分裂のない安全なノード実装』を目標にしていると強調した。
また、以下の実装が計画されている。
- スクリプト実行時の署名チェックをSigOpsからSigCheckと呼ばれる新しいシステムに置き換える
- スタックアイテムのバイトを反転させる命令の追加
今回のアップグレードには注意が必要
なお、今回のアップデートは、ハードフォークを伴うが半減期の後であることにも注意が必要だ。
CoinGeckoの半減期カウントダウンによると約35日後の4月8日にビットコインキャッシュは半減期を迎え、マイニング報酬は6.25BCHに。
採掘ブロック進行状況の関係で、BTCやBSVより早く半減期を迎える関係から、BCHネットワークを維持するマイナーが半減期後にどの様な動きをするか、現状不透明な状況にある。(BCHのみマイナーの収益性が低下する懸念が高いため)
アップデートと日程感が近いことから、その影響にも注視したいところだ。
参考:ビットコインキャッシュ
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