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JPモルガン、ビットコインの長期目標価格を26.6万ドルに引き上げ 金との比較で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

長期価格目標を引き上げ

JPモルガンのアナリストチームは2月5日付のレポートで、ビットコイン(BTC)が短期的な下落局面にあるものの、長期的には26.6万ドルに到達する可能性があるとの見解を示した。複数のメディアが報じた。

同行のニコラオス・パニギルツォグルー常務取締役が率いる分析チームは、金(ゴールド)に対する仮想通貨の魅力度が高まっていることを主な根拠として挙げている。

関連:ビットコイン先物売られ過ぎ、金・銀は買われ過ぎ=JPモルガン

ビットコイン価格は過去24時間で約12%下落し、現在6.3万ドル付近で推移している。同行アナリストは現在のBTC生産コストを約8.7万ドルと試算しており、価格がこの水準を長期間下回る場合、採算の合わないマイナーが市場から撤退する可能性があると指摘した。ソラナ系DeFiプラットフォーム「Step Finance」への2,900万ドルのハッキング被害も投資家心理を冷え込ませていると言う。

昨年10月以降、金がビットコインを大きく上回るパフォーマンスを示す一方、金のボラティリティが急上昇したことで、ビットコインと金のボラティリティ比率は過去最低の1.5倍程度まで低下した。これによりボラティリティ調整後の基準では、ビットコインの相対的な魅力度が高まっているとしている。

同行アナリストは、ビットコインの時価総額が中央銀行保有分を除く民間部門の金投資額である約8兆ドルに並ぶには、価格が26万6000ドル相当まで上昇する必要があると試算した。

JPモルガンは昨年11月時点で、今後6〜12カ月のビットコイン価格を約17万ドルと予測していた。今回の26.6万ドルという新たな目標値は、同行が先週発表した金の長期価格見通し(8,000〜8,500ドル)の引き上げを反映したもので、より長期的な時間軸を前提としているものだ。

関連:富裕層ファミリーオフィス、89%が仮想通貨を未保有=JPモルガン調査

マネー・ショートは悲観的

JPモルガンのアナリストは、今年中の達成は「非現実的」としながらも、26.6万ドルという水準はビットコインが再び金と同等の「破滅的シナリオに対するヘッジ手段」として認識されれば、長期的な上昇余地を示すものだと強調した。当面は市場センチメントの回復と機関投資家の資金流入動向が注目される。

一方、「マネー・ショート」で知られる投資家マイケル・バリー氏は自身のSubstack投稿で、ビットコイン価格が7万ドルを割り込めば金融業界全体で多額の損失が発生し、6万ドルまで下落すればストラテジー社が存続危機に直面すると警告した。同氏は5万ドルまで下落した場合、マイニング企業の破綻連鎖が起こりうると予測している。

関連:「マネー・ショート」著名投資家マイケル・バリー、ビットコイン続落による『新たな金融危機』を警告

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