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ストラテジーの2025年通期決算、ビットコイン保有数が71万BTCに拡大

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

71.4万BTCに拡大

世界最大のビットコイン・トレジャリー企業ストラテジーは6日、2025年12月31日終了の第4四半期および通期決算を発表した。

2026年2月1日時点で71.4万BTCを保有しており、取得原価総額は542.6億ドル、1BTCあたりの平均取得価格は7.6万ドルとなっている。ビットコイン価格の下落により、同社の保有分には84億ドル(約1.3兆円)の含み損が発生している。

2025年通期のBTCイールドは22.8%を達成し、目標レンジの22.0~26.0%内に収まった。同社は2025年に253億ドルの資金を調達し、米国の上場企業の中で2年連続で最大の株式発行体となった。調達資金の約8%が米国の株式発行総額全体に占める規模となっている。また、2025年に5回の優先株新規株式公開を実施し、総額55億ドルの資金を調達した。

一方、第4四半期の営業損失は174億ドルとなり、前年同期の10億ドルから大幅に拡大した。これには174億ドルのBTC未実現損失が含まれている。2025年1月1日から公正価値会計を適用しており、これが第4四半期の報告となる。純損失は124億ドル、希薄化後の1株あたり純損失は42.93ドルとなり、前年同期の純損失6.7億ドル、1株あたり3.03ドルから悪化した。

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なお、ソフトウェア事業では第4四半期の総収益が前年同期比1.9%増の1.2億ドルとなり、サブスクリプションサービス収益は同62.1%増の5,180万ドルを記録した。

現金保有量を増加

また、同社は2026年2月1日時点で22.5億ドルのUSDリザーブ(現金準備金)を確保している。このリザーブは優先株の配当と負債の利息支払いに対して約2.5年分のカバレッジを提供する。資金は普通株式ATMプログラムによる株式売却の収益から調達されたものだ。

同社は今後もUSDリザーブを2〜3年分の配当・利息支払いをカバーできる水準に維持する方針だが、市場環境や流動性ニーズに応じて調整する可能性があるとしている。

今後の見通し

デジタルクレジット事業では主力商品のSTRC(優先株)が34億ドル規模に成長し、流動性の向上とボラティリティの低下に支えられている。STRCの変動配当率メカニズムは現在11.25%に設定されており、ビットコイン価格の軟調な環境下でもSTRC価格を額面100ドル付近で安定させている。累計配当支払額は4.1億ドルに達し、平均年間配当率は9.6%となった。

フォン・レCEOは声明で、「2026年1月だけで4.1万BTCを取得し、保有数を71.4万BTCに増やした。2026年もSTRCの拡大に注力し、MSTR普通株投資家向けの1株あたりビットコインの成長を推進していく」と述べた。

また、マイケル・セイラー会長は「MSTRとSTRCは資本構造の補完的な要素として機能しており、STRCを中心としたエコシステムの出現は、ビットコイン担保型クレジットの支配的発行体としてのストラテジーの地位を強化する」と強調した。

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