ビットコイン先物は売られ過ぎ
JPモルガンのアナリストは、ビットコイン先物が売られ過ぎている一方、金と銀の先物が買われ過ぎた領域に入ったと分析した。投資家が個人・機関投資家の双方でビットコインより貴金属を選好する傾向が強まっている。The Blockなどがレポート内容を報じた。
ニコラオス・パニギルツォグル氏率いるアナリストは今週のレポートで、個人投資家が2025年の大半でビットコインと金のETFを購入していたが、8月頃にその傾向が変化したと指摘した。ビットコインETFの累積フローは停滞し第4四半期に減少した。
同期間に金ETFへの流入は急増し、年末までに累積流入額が600億ドル近くに達した。銀ETFへの流入も2025年最終四半期に集中し、ビットコインETFからの流出と同時期だったという。この傾向は個人投資家がビットコインから貴金属へローテーションしたことを示唆するものだった。
機関投資家の行動もこのシフトを強化したとJPモルガンのアナリストは述べた。CME先物の建玉変動に基づく機関投資家のポジション指標では、2025年最終四半期から2026年初めにかけて銀のロングポジションが急増した。金先物でも過去1年間で同様の積み増しが観察されている。
また、モメンタム指標では3つの資産間で明確な乖離が見られる。金先物は買われ過ぎ、銀先物は非常に買われ過ぎ、ビットコイン先物は売られ過ぎの状態だという。このポジショニングは金と銀で短期的な利益確定や平均回帰のリスクを高めているとアナリストは警告した。
金価格は最近、トランプ大統領が金利引き下げ要求に屈するFRB議長を選ぶ懸念などから高値を更新していた。しかし比較的タカ派と見なされるケビン・ウォーシュ氏の指名報道が30日に浮上すると、金・銀・プラチナ価格は急落した。
今週一時的に5,600ドルに到達した金だが、31日に続落し9%の下落幅を記録した。銀の価格(-29%)も暴落している。
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一方で、長期的には、JPモルガンのアナリストは金に対して強気の姿勢を維持している。個人投資家と中央銀行による金への配分は増加を続けており、個人投資家の配分は現在の3%強から今後数年で4.6%まで増加する可能性があるという。このシナリオでは金価格は8,000ドルから8,500ドルの範囲に達する可能性があるとしている。
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