銀行・国家以外で最大
ブルームバーグが1月28日に報じたところによると、ステーブルコイン発行大手テザーは約140トンの金を保有し、銀行や国家以外では世界最大の金保有者となった。
同社は過去1年間で世界有数の金市場プレーヤーとなり、週に1トンから2トンのペースで金を購入している。テザーのパオロ・アルドイノCEOは「我々は世界最大の金中央銀行の1つになりつつある」と述べた。
ブルームバーグの計算によると、テザーは昨年1年間で準備金と独自の金トークン「XAUT」に70トン超の金を購入した。これはポーランドが準備金に追加した102トンを除けば、ほぼ全ての中央銀行が報告した購入量を上回る。また、数万人の個人トレーダーと投資家の集合的活動を表す上位3つの上場投資信託(ETF)を除く全てのETFよりも多い購入量だった。
テザーの金保有の大部分は自社準備金と独自の金トークンの裏付けとなる地金で構成されている。アルドイノ氏は「今後数カ月間は確実に」週1トンから2トンのペースで購入を続ける意向を示し、「市場に基づいて決定するが、この方向で続けると思う」と述べた。
同氏は四半期ごとに金需要を評価すると付け加えた。ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループのアナリストは、テザーの購入が昨年の金価格65%上昇に寄与した可能性があるとし、「持続的な金需要を推進する可能性がある」と指摘した。
アルドイノ氏は金の購入だけでなく取引も目指している。同社は長期的に地金を購入し続け、市場の非効率性を活用するため「世界最高の金トレーディングフロア」が必要だと述べた。
また、地金だけでなく金鉱山会社からの収益ストリーム購入を専門とするロイヤルティ企業の株式も取得している。
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テザーは1月26日、XAUTの時価総額が40億ドルを超えており、金担保型ステーブルコイン市場全体の約60%を占めると発表した。2025年12月31日時点で52万89.35トロイオンスの現物金準備を保有し、各XAUTトークンは1トロイオンスの現物金で1対1で裏付けられている。
アルドイノ氏は今年末までにXAUTが50億ドルから100億ドルの流通量に達する「良い可能性」があると述べ、その場合は準備金用とは別にXAUT用だけで週1トン超の金購入が必要になる可能性があると語った。
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