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米上院院内総務、クラリティー法の4月以前の前進は困難と示唆=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ステーブルコイン利回り問題で膠着
  • SAVE法案優先で、クラリティー法の遅延に追い打ち

中間選挙前の成立へ限られた時間

米上院の多数党院内総務ジョン・スーン氏は、仮想通貨市場構造法案「クラリティー法」について、4月以前に上院銀行委員会を通過する見込みは低いとの見方を示した。Punchbowl Newsが12日に報じた。

スーン氏は「市場構造法案は銀行委員会から近く可決されることを期待しているが、おそらく4月以前にはならないだろう」と語った。

仮想通貨業界と銀行業界の間でステーブルコインの利回りをめぐる妥協点が見つかっておらず、協議は依然として膠着状態にある。

銀行側はステーブルコインへの利回り付与が預金と競合するとして反対し、仮想通貨側は市場の通常機能として維持を求めている。

また、トランプ大統領は、「SAVEアメリカ法案(連邦選挙の有権者登録に市民権証明を義務付ける法案)」が成立するまで他の法案に署名しないと明言しており、同法案の審議が優先されることもクラリティー法の遅延に影響しているという。

クラリティー法は2025年7月に下院を通過しており、米証券取引委員会(SEC)と米商品先物取引委員会(CFTC)のデジタル資産に関する管轄権の明確化を目的とした包括的な仮想通貨規制法案。2026年中間選挙前に成立させるには、春から初夏にかけての限られた期間が現実的な機会となっている。

関連:CFTC元委員長「銀行こそがクラリティー法を必要としている」、米金融デジタル化の遅れに懸念

関連:トランプ政権仮想通貨顧問、法準拠のステーブルコインは米銀行システムへの資金流入を促すと主張

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