はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン一時1000万円割れ、マウントゴックス送金で売却警戒強まる|仮想NISHI 仮想通貨アナリストが相場分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

クリプト市場マーケットレポート(6/4PM1時執筆)

寄稿者:仮想NISHI仮想NISHI
クリプトアナリスト。BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者。著書に『暗号資産の裏・投資戦略』。日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。

ビットコイン(BTC)は6月1日以降、下落基調が続いており、4日昼頃には約3カ月ぶりに1,000万円を割り込んだ。

出典:CoinPost Termianl

背景には、経営破綻したマウントゴックス(Mt. Gox)による大規模な資金移動がある。一昨日、約1万306BTC(約7.3億ドル/1,168億円相当)が新たなウォレットへ送金されたことが判明したほか、その後Bitstamp向けに116.3BTC(約732.7万ドル/11.7億円相当)が移動したことも確認された。市場では債権者への返済や売却につながる可能性が意識され、警戒感が強まっている。

関連記事:【速報】マウントゴックス、約1万BTCのビットコインを新ウォレットに移動=Lookonchain

破綻した仮想通貨取引所マウントゴックスが6月2日、1万306BTC(約7.31億ドル)のビットコインを新規ウォレットへ送金。取引所向け送金は確認されておらず売却ではない可能性。弁済期限は2026年10月末に設定されており、残高動向が注目される。

加えて、主要な暗号資産(仮想通貨)トレジャリー企業では、仮想通貨価格下落に伴う含み損の拡大が進んでいる。財務基盤の脆弱な企業に対しては仮想通貨売却や存続リスクも意識され始めており、市場心理の悪化につながっている。

関連記事:ビットコイン保有企業群、平均コスト7.8万ドルで含み損約12%に拡大

仮想通貨ビットコインの保有企業(DAT)企業群の平均取得コストが約7万8,777ドルに達し未実現損失率はマイナス11.9%以上となった。ストラテジーは2022年以来初めてビットコインを売却し、投資家の間では財務的な持続可能性への懸念が広がっている。

6月3~4日相場状

今回の下落局面では、前日に見られたデリバティブ主導の売りとは異なり、現物市場を中心とした売り圧力が確認されている(下画像青枠)。

デリバティブ市場においても、アクティブOI(成行注文による未決済建玉)は直近8時間で比較的落ち着いた推移となっており、先物市場主導による大規模な清算連鎖は一服している状況である。

オーダーブック(板情報)を見ると、主要な流動性帯を除き板が薄い状態が続いている。買い注文・売り注文ともに厚みが限定的であり、比較的小規模な注文でも価格が大きく変動しやすい環境となっている。このため、今後もボラティリティの高い相場展開が続く可能性がある。

現状分析(6月4日PM1時)

今回の急落は、ストラテジー社による一部売却観測、SpaceXの大型IPO観測、クラリティ法案を巡る先行き不透明感といった既存の悪材料に加え、新たにMt. Goxの資金移動に伴う売却懸念が市場の不安材料として浮上したことが要因と考えられる。

ビットコインは一時6万1,000ドル近辺まで下落しており、年初来安値圏である6万ドル水準が意識される展開となっている。市場全体の流動性は依然として薄く、特に米国時間の仮想通貨ETF取引開始前後は需給が大きく変化しやすい。短期的には価格変動が拡大する可能性が高まっている局面にある。

  • 6/5 米雇用統計
  • 6/12 SpaceX社・IPO
  • 6/中 米上院本会議・クラリティ法案審議(詳細日程未定)
🌿 SBIアラプラス
今なら定期コース初回が特別価格に
投資家も注目のサプリ 相場が動くたびにチャートから目が離せない、睡眠時間が不規則になりがち——そんな生活リズムの乱れで、慢性的な疲労感や血糖値増加による肥満体質など体調不良にお悩みの方はいませんか?SBIグループが手がける機能性表示食品ブランド「アラプラスシリーズ」は、血糖値・疲労・睡眠など複数のコンディションをサポートするラインナップを展開。 SBIホールディングスの株主優待にも選ばれる「アラプラス」の定期コース初回が、今なら大幅割引でお得に始められます。 SBIアラプラスの口コミ・効果を徹底比較 ゴールドEX・深い眠り・糖脂ダウンを詳しく解説
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/06 土曜日
14:00
米SEC、トークン化証券枠組みを策定中
米証券取引委員会の取引・市場担当ディレクターがニューヨークで講演。トークン化証券の枠組み策定やCFTCとの規制協調、無期限先物の法的地位など最新の取り組みを説明した。
13:40
「ストラテジーと現物ETFの大量購入がなければビットコインは2.2万ドルまで下落していた」Cryptoquant創設者が反論
仮想通貨分析プラットフォームCryptoquantのKi創設者は6日、ストラテジーと現物ETFが古参クジラの売却した124万BTCを吸収しなければ、ビットコインは現在も2.2万2,000ドル付近まで下落していた可能性があるとの見解を示した。
11:45
スペースXがxStocks初のトークン化IPO銘柄に、クラーケンで参加受付開始
仮想通貨取引所クラーケンのトークン化株式プラットフォーム「xStocks」を通じてSpaceXのIPO参加受付が始まった。EEAを含む110超の市場で利用可能で、割り当てを受けた投資家は公募価格で1:1裏付けのトークン化株式(SPCXx)を取得できる。
10:50
仮想通貨取引所で金銀や株式など伝統資産の先物が成長=クリプトクアント
仮想通貨取引所における現物取引高が縮小する一方、金・銀・原油などTradFi資産の永久先物が急拡大している。クリプトクアントが最新レポートで分析した。
09:45
米仮想通貨政策団体CCI、ヴォールト規制明確化連合を発足 ギャラクシーとモルフォが主導
仮想通貨業界団体CCIが5日、仮想通貨金庫の規制枠組み整備を目的とした「ヴォールト・コアリション」を設立。ギャラクシーとモルフォが中核を担い、a16zやビットゴーも参加する。
09:30
香港金融管理局、トークン化債券の専門家グループを結成
香港金融管理局は、トークン化債券の専門家グループを結成したことを発表。JPモルガン証券など香港のトークン化債券市場の発展に寄与する経験や関心を持つ専門家を集結した。
08:25
モルガン・スタンレーとギャラクシー、仮想通貨と現物ETFの交換スキームを発表
モルガン・スタンレーとギャラクシー・デジタルが、顧客の仮想通貨を現物ETFシェアに転換するリファーラル提携を発表。最低取引額を500万ドルに引き下げ、手続き期間も最大75%短縮できる。
07:15
ビットコイン年初来安値更新、米金利上昇と複合悪材料が重荷|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは6月6日未明、年初来安値を更新した。5日に公表された米雇用統計が市場予想を上回る内容となったことで米FRBによる金融緩和期待が後退し、金利上昇観測が強まった。
06:55
ジーキャッシュ脆弱性修正済みもZEC急落、サイファーパンクは「FUDだ」と反論
ジーキャッシュのOrcardプールに偽造可能な脆弱性が発覚・修正済みと公表され、ナスダック上場のサイファーパンク株が47%超急落。同社は流通供給量の1.88%にあたるZECを保有し、長期蓄積戦略の継続を表明。
06:20
米下院歳入委、仮想通貨課税の討議草案7本を公開 6月9日に公聴会
米下院歳入委員会が仮想通貨課税を包括的に見直す7本の討議草案を公開した。ステーブルコイン取引の非課税枠やステーキング・採掘・洗い売りルール等を個別に規定し、6月9日の公聴会で審議する予定。
06:05
ストラテジーのマイケル・セイラー会長「ビットコインは個人・企業・国家の資本」、4つのイデオロギーを提唱
ストラテジー創業者のマイケル・セイラー会長が5日、ビットコインコミュニティの思想を「マキシマリスト」「キャピタリスト」「テクノロジスト」「ファンダメンタリスト」の4類型に整理した論考をXで公開した。
05:45
セキュリタイズのSPAC合併、米SECが有効認定 NYSE上場へ
RWAトークン化インフラ企業のセキュリタイズが、カンター・フィッツジェラルド系SPACとの合併に向けSECの登録届出書承認を取得。6月29日の株主総会で承認されれば、米NYSE上場を果たす見通しだ。
05:00
グレースケール「ビットコイン底値形成には新たな買い手が必要」
グレースケール・リサーチがストラテジーのBTC売却を受けた市場変動を分析。レバレッジ型保有の集中リスクを指摘し、多様な買い手の参入なくして持続的な底値形成は難しいとの見解を示した。
06/05 金曜日
17:57
米ビットコイン・イーサリアム現物ETF、同日に純流入に転換
米国の仮想通貨現物ETFが6月4日に資金流入へ転換。ビットコインETFは305万ドル、イーサリアムETFは1,930万ドルの純流入を記録した。5月中旬から続いた資金流出の一服となるか注目が集まる。
17:27
a16z関連ウォレット、HYPEを追加取得か 2026年累計690万超に=オンチェーンデータ
a16z関連とされるウォレットが過去24時間で224,118 HYPEを取引所から引き出し、約1,516万ドル相当を取得。2026年の累計保有量は約690万(約3.22億ドル)に達し、平均取得単価46.7ドルで含み益は約1.31億ドル。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧