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IMF、エルサルバドルの25年6月以降のビットコイン購入は寄付のみ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • IMF、エルサルバドルに1.4億ドル供与へ
  • チボ運用権の大半を民間へ移管

IMF、審査合意

IMF(国際通貨基金)は3日、エルサルバドルへの中期的な構造改革支援制度「拡大信用供与措置(EFF)」に基づく第2次・第3次合同審査について、スタッフレベル合意に達したと発表した。理事会の承認と、合意済みの事前措置の完了を経て、同国は約1億4,000万ドルの資金を受け取る見通しだ。

IMFは、2025年6月以降の仮想通貨ビットコイン(BTC)積み増しについて、政府資金ではなく民間寄付によるものであることを示す文書が提出されたことも明らかにした。今後、文書化された寄付を超える新たな購入は見込まれないとしている。

政府が運営してきた電子ウォレット「チボ」については、過半数の保有持分と運用権限が民間事業者へ移管されたという。政府は少数株主持分と、顧客資産の管理責任を引き続き担うとしている。

IMFのエルサルバドル担当ミッションチーフ、トーレス氏は、同国の実質GDP成長率が2025年に想定を上回り、2026年には4.5%に達する見通しだと述べた。

財政面では、基礎的財政収支を今年の対GDP比2.9%から2027年までに3.7%へ改善させる方針で、財政責任法が定める「2030年までに公的債務残高を対GDP比80%まで引き下げる」目標との整合を図るとしている。

関連記事:ビットコイン準備金とは | 米国・各州の法案動向まとめ

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積み増しの経緯

エルサルバドル政府は、IMFが2025年5月に保有量を変動させない方針で取り組むと表明した後も、ビットコインの保有量を増やし続けており、現時点の保有量は7,764BTCに達している。

同機関はこれまで、保有量の増加についてウォレット間の資金移動による見かけ上のものである可能性も指摘しており、新規購入か残高統合かをめぐり同国側の説明との食い違いがあった。同国は現在、複数のウォレットに散在するビットコイン保有の透明性向上に取り組む方針だ。

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