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「ビットコインが5年以内に25万〜84万ドル到達の可能性」リバー社が資金流入モデルで試算

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 「ビットコインへの資金流入額」など二つの面から分析
  • 投資顧問や銀行の参入増加を指摘

ビットコイン投資増加を前提に推算

米国のビットコイン専門金融サービス企業リバー(River)は3日、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)は5年以内に最大84万ドルに達する可能性があるとの強気な分析を示した。

まず現状としては、世界人口の約4%のみがビットコインを保有しており、それぞれの保有量も少ない状況だと述べる。世界の金融資産の50%を管理している機関投資家は、2024年に米国でビットコイン現物ETF(上場投資信託)が上場した後、本格的に配分を始めた。

しかし、投資顧問業界全体の運用資産のうちビットコインへの配分比率はわずか0.008%に過ぎない。リバーは、この状況は変わり始めており、ビットコインは多くの投資ポートフォリオに一定割合を追加するにふさわしい資産であると認識されるようになってきたと述べる。

米国の登録投資顧問業者(RIA)トップ30のうち29社がビットコインを保有していると指摘し、配分比率の中央値は0.1%とまだ低いものの年々着実に増加していると続けた。

さらに、大手銀行やウォール街の金融企業も、ビットコイン関連商品を開発したり、顧客にビットコインへの配分を推奨し始めているとしている。

関連記事:モルガン・スタンレー、仮想通貨のポートフォリオ配分上限を最大4%と推奨

大手銀モルガン・スタンレーのグローバル・インベストメント・コミッティーが先週発表したレポートで、顧客ポートフォリオにおける仮想通貨の配分上限を最大4%とする保守的なアプローチを推奨している。

二つの数値から将来価格を試算

リバーは、ビットコインの保有拡大が価格に与える影響について、「ビットコインへの資金流入額」および「流入資金1ドルあたりの時価総額への影響度」という2つの数値を推定することで考察した。

リバーはビットワイズの調査を引用し、米国において仮想通貨(大部分はビットコイン)を顧客ポートフォリオに組み入れる投資アドバイザー(個人単位)の割合が、2024年の22%から2025年には32%に上昇したと指摘した。

また、2025年に56%の投資アドバイザーが組み入れを予定しているか、検討中だと回答していたと続ける。

この増加ペースを基にして、リバーは投資顧問企業の管理分だけではなく、投資顧問を利用しない投資家や米国外の投資家など、すべての資産ポートフォリオにおいて、今後3〜5年の間に20〜40%がポートフォリオの一定割合をビットコインに組み込むと想定した。

出典:リバー

さらに金融機関によるビットコインの推奨比率を調査し、こうしたポートフォリオにおけるビットコインの平均組み入れ比率は、時間の経過とともに2〜4%に上昇すると推定。世界の金融資産総額が約333兆ドルであることを踏まえると、今後3〜5年間で1.3兆〜5.3兆ドルの資産がビットコインに流入すると推算している。

リバーはさらに、資金流入が価格に与える影響を分析。その上では、ある資産に新規資金が流入し、既存の保有者が売却しなければ、価格は流入額そのものよりも大きく上昇することになると述べた。

ビットコインの過去データを見ると、純資金流入1ドルあたり、市場価値の増加額は2015〜2017年に4.5ドル、2018〜2021年に3.3ドル、2022〜2025年には3.1ドルだったと分析。今後3〜5年間については、1ドルにつきビットコインの市場価値は3ドル増加すると仮定している。

出典:リバー

この3倍という倍率を適用すると、1.3兆〜5.3兆ドルの資金流入は、ビットコインの市場価値が5.5兆〜17.5兆ドルに達することを意味していると続けた。これは1ビットコインあたりおよそ25万ドルから84万ドルに相当するとしている。

なお、リバーは今回のモデルは単純な仮定に基づいており、実際の流入額・価格はレンジを外れる可能性があること、ビットコインの将来価格には技術進歩、地政学的リスク、政府財政の状況など不確実要因が多いことを注意点として挙げている。

関連記事:トム・リー氏、ビットコイン「15万ドル」視野に 機関マネー流入を指摘

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関連: ビットコイン(BTC)の今後・将来性【2026年6月】有識者7名の価格予測と2030年シナリオ

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