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カルシ、無期限原油先物を米CFTCへ申請計画

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • カルシの契約、承認なら米初の先物に
  • ハイパーリキッドも同様要請提出済み

カルシが無期限先物

予測市場プラットフォームのカルシは、満期のない原油連動の無期限先物について、米商品先物取引委員会(CFTC)へ承認を申請する方針だと、ブルームバーグが3日報じた。同契約は原油価格の指標であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)に連動するもので、関係者によると早ければ来週にもCFTCへ提出される見通しだという。

報道によると、カルシの契約自体は年中無休の仮想通貨連動無期限先物とは異なり、週5日・24時間体制で取引し、週末は休止する設計となる。

無期限先物(パーペチュアル)は満期を設けず、通常の先物取引よりも大きなリスクを取れる仕組みで、これまで仮想通貨市場で普及してきた。今回の契約が承認されれば、米国の規制市場で取引される原油連動の無期限先物として初の事例になるという。

無期限先物は、イランを巡る軍事衝突の際に個人投資家の間で人気が急拡大した経緯がある。通常の先物市場が休止する週末にも取引を続けられる数少ない手段として活用され、週末の値動きが通常取引時間帯の価格形成に与える影響を巡る論争の火種となっている。

関連記事:米CFTC、仮想通貨無期限先物巡るCME提訴の却下を申し立て

米CFTCは、仮想通貨の無期限先物契約の分類を巡る米CMEの訴訟について、原告適格の欠如を理由に却下を裁判所に申し立てた。無期限先物の法的位置付けは仮想通貨デリバティブ市場の流動性などにも影響し得る。

類似の要請

同様の要請は仮想通貨業界からも出ており、ハイパーリキッド上の政策提言団体ハイパーリキッド・ポリシーセンター(HPC)と、同取引所の第三者マーケット運営者トレードXYZは8月26日、原油・天然ガスの無期限先物を米国の規制市場で扱えるようにする枠組み整備を求める意見書をCFTCに共同提出した。両者は24時間・週7日の取引継続にも支持を示している。

意見書は今年2月28日に発生した中東での軍事衝突を根拠に挙げ、従来型の原油先物市場が休止していた週末もHyperliquid(HYPE)上の原油連動無期限先物では取引が継続したと説明し、値動きの約3分の2が、ベンチマーク再開前にオンチェーンで先行して織り込まれていたと報告した。

なお、トレードXYZは2025年10月の稼働開始以来、WTI原油・ブレント原油・ヘンリーハブ天然ガスなどの市場で累計5,000億ドル超の取引高を記録している。

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