WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインの底打ち価格、基本シナリオは? ギャラクシーデジタル予想

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 基本シナリオの底値は4万〜4万6,000ドル
  • 下落率は過去3サイクルで縮小、今回は51%

3つのBTC価格シナリオを提示

ギャラクシーデジタルのリサーチ部門は12日、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの市場分析レポートを発表した。市場・オンチェーンデータに基づくと、今回のサイクルはまだ底打ちしていないと推測している。

過去のデータを参照して、現在の下落局面における底値について、今後のいくつかの価格シナリオも提示した。なお、このシナリオはあくまで例示であり、実際の結果は大きく異なる可能性があるとも注記した。

基本シナリオとしては、現在から2026年第4四半期(10~12月期)までの間に4万ドルから4万6,000ドルの範囲で底値が到来すると予想している。

算出方法としては、まずビットコインが最後にオンチェーンで動いた時の価格平均(投資家の平均取得単価)を示す「実現価格」に着目。現時点でこれは約5万3,000ドルであり、この水準が下値支持線(フロア)として機能すると指摘した。

さらに、現在の価格が「実現価格」の何倍(または何分の一)であるかを示す指標であるMVRV比率をシナリオ別に当てはめている。

その上では、過去のサイクルにおける「底打ち時の実現価格からのMVRV比率」が回を追うごとに上昇していると観察。例えば、2015年の底でこの比率は0.56、2018年の底で0.69、2022年の底で0.75だった。

ギャラクシーデジタルは今回のサイクルでは、前回の底(0.75)をさらに上回り、0.75〜0.86の範囲で底を打つと予想している。これが基本シナリオだ。

The Cycle Is Compressing From Both Ends At Once

出典:ギャラクシーデジタル

その他に、二つのシナリオを提示。2018年や2022年のような水準(MVRV 0.56~0.70)まで下落するシナリオでは、価格は30,000ドル~37,000ドル付近だとした。また、実現価格付近で買いが継続的に吸収される緩やかな下落シナリオ(MVRV 0.95~1.01)では、価格は51,000ドル~54,000ドル付近になるとした。

関連記事:JPモルガン分析、ビットコインの通貨価値切り下げトレード後退が加速

JPモルガンのアナリストは、ビットコインと金を対象とした通貨価値切り下げトレードからの資金流出が加速していると報告した。金現物ETFは6月5日週に約200億ドルの流出を記録している。

「4年サイクルは有効だが上下幅は縮小傾向」

ギャラクシーデジタルは、ビットコインの4年サイクル説は依然として有効だが、その変動幅は小さくなりつつあるとも分析した。

ビットコイン市場では4年ごとの「半減期」を軸にして、約4年ごとに相場の上下を繰り返すリズムが存在してきた。一方で、ギャラクシーデジタルによると、価格のピークから大底までの下落率は、過去三回のサイクルで85%→84%→77%と縮小しており、今回は現時点で51%に留まっている。

半減期とは

ビットコインなど仮想通貨のマイニング報酬(=新規発行量)が半分に減るタイミングを指す。

Price and its cycle bottoms

出典:ギャラクシーデジタル

過去のサイクルではビットコインはピークから75%〜85%下落で底を打っていた。ギャラクシーデジタルは、その数値を適用した場合には1万9,000ドル〜2万9,000ドルとなるものの、こうした悲観的すぎた予想は「時代遅れ」だと述べた。

また、リスクとしては実現価格は「ビットコインが最後に取引された価格」の平均で算出されているため、今後、投資家が損失を抱えた状態で売却(損切り)を行うことが増えると低い数値に更新されるとも指摘。その場合、予測される底値シナリオも引き下げられる可能性があるとしている。

関連記事:「純購入者の立場は変わらない」ストラテジーCEO、ビットコイン売却の狙いを説明

ストラテジーのCEOは11日のCNBC独占インタビューで、5月末の32BTC売却について市場への機能確認・税務対策・投資家向けシグナルの3点を挙げて説明した。同社は6月1〜7日に1,550BTCを購入しており、純購入者の立場を維持している。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/26 月曜日
21:40
米上場ストライブ、780億円相当ビットコインを追加購入 保有量4.3万BTCに
米ナスダック上場のStriveが10月17日から23日に6,182BTCの仮想通貨ビットコインを追加購入し、保有量は43,000BTCに増えた。一方、ストラテジーは5週連続の購入が途切れ、保有量は848,517BTCのままとなった。
17:35
エンタメ系L2「Soneium」、独自トークン発行を計画
Soneiumが独自トークン「SONEIUM」の発行計画を発表した。発行は正式決定前で、国内での流通も未定。ファンが作品を支援するトークン化IPも始め、第1弾はキャラクター「もりうさ」となる。
14:19
ミレイ大統領のLIBRAミームコイン事件、アルゼンチン裁判所が棄却 詐欺の証拠不十分
アルゼンチン連邦裁判所は23日、ミームコイン「LIBRA」をめぐる事件でミレイ大統領ら11人の訴追を棄却。犯罪に該当しないと判断したが、裁定は確定しておらず、投資家側の上訴が続いている。
13:43
バイナンスへの個人ビットコイン入金が半年ぶり高水準 クジラは流入減=アナリスト
クリプトクアントのアナリストによると、個人投資家によるバイナンスへのビットコイン入金額(30日累計)が107.5億ドルと約6カ月ぶりの高水準に達した。一方、クジラの入金額は2カ月で59億ドルから38億ドルへ減少している。
12:55
韓国の大統領府、またも仮想通貨課税の延期を検討 実現なら4回目
韓国大統領府が2027年1月開始予定の仮想通貨課税を延期する方向で検討している。実現すれば4回目の先送りとなる。最終判断は与党との協議と国会審議を経て決まる見通しだ。
11:26
仮想通貨狙うiPhone攻撃、関連偽サイト1500件超=スローミスト
iOSの脆弱性を突く攻撃ツール「DarkSword」に関連するフィッシングサイトが1,500件以上見つかった。スローミストが10月24日に警告し、iOSの更新を呼びかけた。攻撃の仕組みと対策をまとめる。
09:45
ビットコインに3週間書き込まれ続ける「暗号風の文」とは? ギャラクシーデジタル分析
ギャラクシーリサーチが、仮想通貨ビットコインのブロックチェーンに連日書き込まれる「暗号風の文」を分析。ツールのテストの可能性があると指摘した。
08:52
インド大手取引所CoinDCX、旧ウォレットから1599万USDT流出
インドの仮想通貨取引所CoinDCXが、2025年7月の不正流出で廃止した旧ウォレットから1,599万USDTが流出したと公表した。誤入金を移すスイープ処理の停止が原因で、損失は同社が負担する。CEOが当初侵害を否定していた経緯も伝える。
08:09
X、いいね長押しで1ドル送金へ 仮想通貨は依然非対応
イーロン・マスク氏は25日、Xのいいねボタンを長押しすると決済サービスX Money経由で1ドルを送れる機能を追加すると明らかにした。7月に米国で一般提供が始まったX Moneyは、ビットコインやステーブルコインに対応していない。
07:34
ETHのレバレッジ解消進む、建玉115億ドルに縮小=アナリスト
クリプトクアントのアナリストによると、イーサリアム(ETH)の先物建玉は全取引所合計で115億ドルまで縮小した。最大手バイナンスでは1カ月で約2割減少。7月の同様の局面では、その後ETH価格が32%超反発していた。
10/25 日曜日
11:30
ビットコイン、8.5万ドル手前で失速 FOMCが最大の焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコインは8.5万ドル手前で失速、AI・半導体株安に連れて1300万円を割り込んだ。8万ドル周辺では下げ止まり底堅さを維持。最大の注目イベントFOMCとGDP・PCEを控え、通過後の相場をbitbankアナリストが解説。
09:00
『投機』がこの10年のテーマ、注目すべきは予測市場・無期限先物取引所=Delphi Digital
ブロックチェーン調査企業Delphi Digitalが、投機を「建設型」と「宝くじ型」に分類し、両方が同時に加速する現状を分析した。投機の対象ではなく、取引所や決済インフラといった「胴元」に注目すべきと主張。
10/24 土曜日
17:00
ビットコイン、8万ドルまで下落後 ETF・企業の取得単価付近で反発=グラスノード
グラスノードは週間レポートで、15日に約8万ドルまで下落したビットコインが、現物ETFやトレジャリー企業の平均取得単価のすぐ下で反発したと指摘した。上値の価格帯も分析している。
16:30
マレーシアとタイの中銀、デジタルマネーの国際決済を推進する「BLOOM」に参加
シンガポール金融管理局は、マレーシア中銀とタイ中銀がデジタルマネーの国際決済を探る官民枠組み「BLOOM」に参加したと発表した。ビザやリップルなども今年加入している。
15:00
ユニスワップ、v4に外部流動性を取り込み 手数料はUNIトークン焼却に寄与
分散型取引所大手ユニスワップは22日、ユニスワップv4が外部の流動性源をプールとして扱えるアグリゲーターフックの提供を始めたと発表した。外部経由のスワップはプロトコル手数料を支払い、UNIの焼却につながる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧