- 独自のASIC技術でミームコイン等の採掘効率を向上
- 保有BTCを全売却、AI・データセンター事業へ投資集中
様々なアルトコインをマイニング可能
ビットコイン(BTC)マイニング企業ビットディア・テクノロジーズ・グループは16日、自社開発の最新マイニングマシン「SEALMINER DL1 Air」を発表した。様々なアルトコインを採掘できるものだ。
ビットディア独自のASIC技術を活用しており、長期的な動作安定性と高度な電力管理に重点を置いている。高効率なマイニングハードウェアに対する高い需要に応えるものとなる。
ASICとは
Application Specific Integrated Circuitの略。特定の機器や用途に合わせて専用設計された半導体集積回路のこと。今回の場合は仮想通貨採掘に最適化されたもの。
Scrypt(仮想通貨のマイニングに使用されるハッシュアルゴリズムの一つ)に最適化されており、対応するブロックチェーンの採掘が行える。
具体的に、対応する銘柄は、ライトコイン(LTC)、ドージコイン(DOGE)、ベルスコイン(BELLS)、ジャンクコイン(JKC)、ラッキーコイン(LKY)、ペペコイン(PEPE)だ。著名なミーム銘柄にも対応していることになる。
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ハッシュレート(計算能力)は、25 GH/s(ギガハッシュ/秒)。 電力効率は149 J/GH(ジュール/ギガハッシュ)、消費電力は3,725ワットだ。なお、1ギガハッシュは1秒間に10億回の計算を行える能力のことである。
ノーマル、ハイハッシュレート、ローパワーモードという3つの動作モードを備えており、オペレーターは環境に合わせてパフォーマンスを調整することができる。
特に、ローパワーモードは、ビットディア独自のもので、コスト最適化や電力網の制約への対応で戦略的な優位性を提供するものだ。このモードでは、ハッシュレートは最大20.5 GH/sに達し、電力効率は136 J/GHまで下げられる。
ビットディアは、次のようにコメントした。
「SEALMINER DL1 Air」は、当社のScryptエコシステム全体における、技術的卓越性と透明性に対するコミットメントを示すものだ。
ビットディアは今後も、「革新性、効率性、安定性」という原則を維持し、世界中のマイナーに高品質で信頼性の高い製品とサービスを提供していく。
BTC全売却、AI事業拡大中
ビットディアは、競合他社と同様に、AI(人工知能)ブームからも恩恵を得ようとしているところだ。データセンターの拡張、高性能コンピューティング(HPC)、AIインフラ事業のために、転換社債の私募による3億ドル(約480億円)の資金調達計画を発表している。
さらに先月には、保有していたビットコイン合計約1,132.9BTCをすべて売却。データセンター拡張などに充てるとしていた。なお、同社会長兼CEOのジハン・ウー氏は「現在の保有量がゼロであることは、将来も同様であることを意味しない」と述べた。今後、再びビットコインを蓄積する可能性も残している格好だ。
今月には、マイニング大手のMARAホールディングスとコア・サイエンティフィックの2社も、ビットコイン売却の方向に向かう事業方針を明らかにしている。
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