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クオンタムソリューションズ、イーサリアム1000ETHを売却 累計売却上限数量増加も発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 売却損として約1,700万円を計上する見込み
  • 売却上限数量を累計最大1,875ETHから変更

イーサリアムを売却

東証スタンダード上場のクオンタムソリューションズは30日、同社の連結子会社が保有する暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)を同日に1,000ETH売却したことを発表した。

また、今年6月4日に公表したグループ企業内におけるイーサリアム売却方針について、売却上限数量を累計最大で1,875ETHから4,375ETHへ変更したとも説明している。

東京に本社を構えるクオンタムソリューションズは、アジア太平洋地域を拠点にしてAI(人工知能)に特化したビジネスを展開する企業である。

仮想通貨領域ではイーサリアム財務企業として知られ、上述した通り先月に、AIインフラストラクチャ(AIDC)事業の推進に必要な資金を確保するためにグループ内で保有するイーサリアムの一部を売却する方針を決議したことを発表していた。

関連記事:クオンタムソリューションズ、最大1875ETHのイーサリアムを売却方針 AIインフラ事業などの資金に充当

クオンタムソリューションズが保有ETHの一部売却方針を取締役会で決議。最大1,875ETHを上限に6月〜10月の間に売却し、データセンター契約やGPU設備導入などAIインフラ事業の立ち上げ資金に充てる。

今回の売却については、グループ内の資金需要、資金効率、財務健全性や仮想通貨市場の価格動向などを総合的に勘案して実施したと説明。売却代金総額の日本円換算額は3億1,100万円だとしている。

また、売却後のイーサリアム保有数量は4,764.80ETHで、そのうち売却上限数量に対する残存売却可能数量は最大2,471ETHだと説明。平均取得単価については、2026年5月31日時点における時価評価後の帳簿価額を起点としているため購入時の実際の価格と乖離はしているが、2,003.97ドル(本記事執筆時点のレートで約32万円)だとした。

なお、この売却については2027年2月期第2四半期会計期間に、2027年2月期第1四半期期末における時価評価後の帳簿価額を基礎として算定した売却損として、約1,700万円を計上する見込みだと説明している。

関連記事:クオンタムソリューションズ、イーサリアム保有量で国内上場企業トップ

東京上場のクオンタムソリューションズが7日間で2365ETHを取得した。アーク・インベスト創業者ウッド氏も支持を表明。

累計売却上限数量の変更

6月の発表後に累計売却上限数量を今回増やしたことについては、まずは前回説明した売却目的を述べ、6月16日に904ETHを売却したことを公表済みであることに言及した。

その上で、AIDC事業の進捗やこれに伴う資金需要に機動的に対応し、必要な資金を柔軟に確保するために累計売却上限数量を4,375ETHに増やしたと述べている。

なお、売却実施期間が2026年6月4日から2026年10月30日までであることは変更なしと説明。また、市場環境、イーサリアムの価格動向、AIDC事業の進捗状況および資金需要などを総合的に勘案して適切な時期に売却を実施することも変わらないとした。

同社は6月4日の発表時、イーサリアムの売却は短期的な売買を目的とするものではなく、保有資産の一部を事業投資資金へ振り向ける財務戦略上の判断として実施するものだと説明している。

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