仮想通貨ビットコイン過去4回の割安水準=CoinMetricsデータ
CoinMetrics社が新レポート公表
仮想通貨データ分析サイトCoinMetricsは、BTC価格急落に関するレポートを公表。その独自の分析によれば、現在、ビットコインは比較的に割安な状態だとしている。
CoinMetricsの独自指標である『BTC MVRVのグラフ』を確認すると、これまでのビットコイン相場歴史において、*1のラインを下回ったことが今回を含め4度あることが見て取れる。「過去の値動きから、MVRVが1以下になった時はBTCを割安で買い貯める好機会となっていた」と、説明している。
MVRVは、MV(市場時価総額)を独自の指標であるRVで割ることで算出される。
そのRV(実現時価総額)はBTCの実際の流通数と価格を乗算することで導かれる。秘密鍵の紛失などにより失われたビットコインが供給量全体の約15%を占める中で、時価総額を指標として用いることは適切ではないとしている。
そこで、この独自の指標RVを利用することにより、失われたコインを考慮しつつ、通常の時価総額から逸脱のしない形で市場を評価することが可能になると主張する。
また過去一週間でビットコインの時価総額(MV)は46%急落しているが、RVはそこまでの下落を見せていない。このことは、ホルダーはビットコインを保有し続けていることを示し、トレーダーによる売りが今回の価格変動に繋がっていると解説した。
参考:coinmetrics
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