コインチェック、公式で仮想通貨ネムの「Symbol」対応検討を発表

コインチェック:Symbol(XYM)への対応方針について

国内大手取引所コインチェックは、Symbol(XYM)への対応を検討するとした内容を公式ホームページで公開した。

発表では、「*2020年内に「Symbol(XYM)」への移行が予定されている」と改めてユーザーに告知。お客様の利益を最優先に考えた対応方針を検討するとした上で、今後の対応方針については、詳細が決まり次第、改めてアナウンスを行うと発表した。(*変更は、ネム財団側が改めてコインチェックに伝えた内容)

参考:coincheck

新ブロックチェーン「Symbol(シンボル)」と新通貨XYMの対応については、日本で仮想通貨XEMの現物取引を提供する取引所全3社が対応を検討することを発表している。

コインチェックについては、これまで和田晃一良氏が自身のツイッターで、「取引所としてユーザーの不利益にならないよう、対応を検討している」との発言に留めていたが、改めて公式で発表した。

コインチェック株式会社で副社長執行役員を務める和田晃一良氏は7日、仮想通貨NEMのCatapult移行について、取引所としてユーザーの不利益にならないよう、対応を検討していると言及した。

Symbolと日本

ネム財団は5日、Symbolのメインネットローンチに向けて日本チームを強化する方針を発表。日本市場開拓に向け、日本担当3名を起用した。

これから積極的にコミュニティ活動が行われる日本市場をグローバルの拠点のひとつとして、国内企業や地方自治体との提携、共同開発など様々な事業を進めていくと紹介している。

コインチェックのリリースでも掲載されたように、現在はパブリックテストネットでの検証を実施。ローンチスケジュールは今年中としている。

Symbol のデスクトップウォレット

ネム財団は18日、仮想通貨ネムの新ブロックチェーン「Symbol」のデスクトップウォレットv0.9.6-beta1がリリースされた。画面の「ナビゲーションバー」のロゴを「Symbol」のブランディングに変更するなど、新たなデザインも公開されている。

出典:Symbol

参考:Symbol github

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中東カタールで2022年に開催を予定する「FIFAワールドカップ」で、現地のホテル建設のプロジェクトを管理するプラットフォームに仮想通貨ネムの「Symbol(シンボル)」が利用される予定であることがわかった。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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