GMOコインが18年〜19年仮想通貨FXの取引データ公開、XRPの人気が明白に
GMOコインが過去取引データを公開
GMOインターネットグループのGMOフィナンシャルホールディングス株式会社の連結会社で、仮想通貨交換業を営むGMOコイン株式会社は自社の仮想通貨FXの取引データを公開した。
今回、公開されたデータの対象期間は2018年5月30日から2019年までで、ビットコインを除く、アルトコイン(XRP、LTC、BCH、ETH)4銘柄に焦点が当てられている。
2018年の6月から12月のデータでは、すべての月においてXRPの取引金額が最多となっている。
2019年上半期(1月から6月)では、4月のみBCHの取引金額が最多となったが、それ以外の月はXRPが最も多かった。
2019年下半期(7月から12月)でも、全ての月でXRPが最多の取引金額を続けていた。
XRPの人気
今年1月にリップル社は、2019年Q4(10〜12月)のマーケット報告書を公開しているが、その際にXRPを利用するODL(旧xRapid)の事業展開について説明。
すでに米ドル=メキシコペソ・米ドル=フィリピンペソとの2つの送金ルートに対応しているODLには豪州および米ドル=ユーロの送金ルートも加わったという。そして、2020年内にはAPAC(アジア太平洋)、EMEA(ヨーロッパ、中東及びアフリカ)、およびLATAM(ラテンアメリカ、カリブ海地域)に対応する送金ルートを新規追加する計画をしている。
リップル社がグローバル事業でXRPの利用普及を推進する中、日本国内においてXRPの人気が根強いことが見受けられる。
参考:GMOコイン
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します