BitMEX親会社、ビットコインなどオープンソースの開発者向け助成プログラムを発表
HDRが新たな助成プログラム
仮想通貨デリバティブ取引所BitMEXの親会社であるHDRグローバルトレーディング(HDR)は、オープンソースプロジェクトに携わる開発者を対象とした補助金プログラム「Open Source Developer Grant」を公表。申請が可能になった。
開発者の経済的支援を行うことで、オープンソースプロジェクトの開発を促すことがその目的だ。
今回の支援プロジェクトに関して、HDRは以下のように説明を行っている。
このプログラムにおいて、ビットコイン、NodeJS、Java、Kubernetesの開発に取り組む開発者へ毎年この助成金を配布することで、我々が以前から行ってきた開発者支援をさらに強化したい。
また今後は、教育関連や技術ワークショップ、技術系コンテンツの書き起こし及び翻訳などを対象に、小規模な助成プログラムも開始することも視野に入れている。
HDRは以前から継続的に、こうしたオープンプロジェクトへの支援を行っており、今年4月には、ビットコインコアの開発を行うMichael Ford氏に対して、10万ドルの資金支援を付与した。その際にHDR、今後もオープンソースであるビットコイン開発の支援を長期的に行うことを表明していた。
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