ベトナム政府は"国家初"ビットコインを通貨として認める

ベトナムで仮想通貨への対応が開始
ベトナム政府はビットコインを含む仮想通貨を将来的に通貨として認める計画が発表されました。
国家として初めてのこと
仮想通貨を通貨として法的に認めた国は未だにありません。今後のベトナム及び世界各国の動向に注目が集まります。

ベトナムの大統領は2018年までにビットコインをはじめとした仮想通貨を国内で通貨として法的に認める計画を発表しました。

大統領は政府の学会や官僚、ベトナム銀行、情報通信省、公安省、貿易工業省、財務省と課税方法、政府の仮想通貨に対する今後の対策について話し合いました。

大統領は課税方法については2018年8月までに決定され、2018年12月までに今後の仮想通貨に関する整備を整えなければならないと述べました。

政府は2019年6月までに仮想通貨に関連する違反防止、規制、法的税体制の適用を決定づけなければなりません。

また、組織の構成は2015年の民法の財産権条項を具体化してベトナムの財産権(国内外の投資家の利権)を保護する計画も含まれています。

一度通貨の法体制が決定されるとビットコインを含む他の仮想通貨はベトナムで認知され、オンラインでの支払いとフィンテックの可能性を広げることになると考えられます。

考察

ビットコイン、仮想通貨が世界中に普及していくと各国はそれらの対応や法整備を整えなければなりません。

ベトナムでも仮想通貨を国内で通貨として認め、法整備を整えていくことで、これからさらに需要が増えるであろうビットコインなど仮想通貨に対応できるようになります。

大統領が声明を出したことで、国内で仮想通貨が認知されベトナム国家が仮想通貨先進国となりうることも考えられます。

今回はベトナムの話でしたが、各国がそれぞれ対応、規制を取り決めていくことを考えると、国ごとに異なる内容になる可能性は大いにあります。

今後の仮想通貨に対する世界各国の対応に注目です。

Government considers recognising bitcoin in Vietnam

VNA FRIDAY, AUGUST 25, 2017 – 16:24:00 PRINT

原文はこちらから

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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