バイナンス、ETHステーキングの出金に対応へ
19日から対応開始
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは13日、プラットフォーム上のイーサリアム(ETH)ステーキングの出金に対応すると発表した。
代替トークンであるBETHの保有者は、日本時間4月19日17時からETHを償還する申請ができるようになる。出金プロセスは15日間から数週間までかかる場合があり、出金リクエストを行うとキャンセルすることは不可能になるという。
イーサリアムは昨日の朝、大型アップグレード「Shapella(上海+カペラ=シャペラ)」の実装を完了した。これにより、ステーキングされているETHおよび報酬のETHの出金が正式に開始した。
関連:イーサリアム「シャペラ(Shapella)」、メインネット実装完了
現時点では、計69,540 ETH(185億円)が出金されており、953,950 ETHが出金待機となっている模様だ。
なお、イーサリアムの価格は昨夜2,000ドルに到達し、昨年8月以来の高値をつけた。
関連:イーサリアム(ETH)ステーキング報酬の出金状況と今後の見通しは?
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します