米資産運用大手Vanguard、ビットコインETF提供しない方針
高いボラティリティを理由に
昨日SECが初めて承認した11銘柄のビットコインETFは米時間11日から取引開始となったが、ETF・資産運用大手VanguardはビットコインETFへのアクセスを顧客に提供しない方針だ。
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複数の米メディアがVanguardのカスタマーサービス担当者に確認したところ、ビットコインETFに関しては「投機性が高く、規制されておらず」、同社の長期投資哲学に合わないため、プラットフォームでは利用できないと述べたという。同プラットフォームではレバレッジETFのような他のリスクの高い種類の投資もできない。
また、ブラックロックやフィデリティなどのような独自ブランドのビットコイン現物ETFの申請についても行う計画はないと話したという。
現時点米国でE*TRADE、Charles Schwab、Fidelityといった大手証券会社口座からビットコイン現物ETFを取引できるようになった模様だ。また、投資アプリ「ロビンフッド」は昨日、ビットコインETFの上場を計画していると発表した。
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Vanguard(バンガード・グループ)はブラックロックに次ぐ、世界2位の投資信託および上場投資信託(ETF)の提供者であり、2023年7月31日時点の運用総資産額は7.2兆だった。
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