はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「ロビンフッド」CEO、ビットコインETF取扱いに熱視線 GameStop株やドージ・ブームの再来なるか

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン現物ETFの取り扱いに意欲示す

米ロビンフッド・マーケッツが、ビットコインの現物ETF(上場投資信託)の取り扱いを予定していることが、ヴラッド・テネフCEOのX(旧ツイッター)発言から明らかになった。テネフ氏は、「仮想通貨アクセスにおいて先頭を走る我々は、これらのETFをロビンフッドアプリに迅速に導入する意向だ」と述べている。

承認されたビットコイン現物ETFは、BlackRock、Bitwise、Grayscale、Hashdexなどの有名なファンドによって発行される全11銘柄です。市場競争の結果、初期期間の手数料は0.0%まで引き下げられました。これらのETFは12日から取引が開始される予定で、Morgan StanleyのE-Trade、Fidelity Investmentsなどのブローカーサービスを通じてアクセス可能になる見通しだ。

出典:ブルームバーグ

これらの取扱いにより、ロビンフッドはさらなる顧客層を引き付ける可能性があり、2021年初頭のゲームストップ株の取引ブームや、その他のミーム株で見られたような、新たな投資熱の波を生み出すかもしれない。

テネフ氏はまた、「ビットコインETFの導入は、仮想通貨と伝統的金融の統合を促進し、顧客がデジタル資産を管理する上での洗練されたリスク管理ツールを提供する」と付け加えた。

ロビンフッドは2018年に仮想通貨取引を開始し、ビットコインとイーサリアムに焦点を当てました。その後、強気市場の中でドージコインなどを追加することにより、一層の熱狂を巻き起こした。

関連:「DOGE、ETC、BCH」米大手投資アプリRobinhoodで取り扱う仮想通貨が軒並み高騰

テネフCEOの発言によると、ロビンフッドは現在も顧客にビットコイン、ETF、リスク管理戦略に関する教育資料を提供しており、投資知識の向上をサポートしているという。

ロビンフッドの2023年第2四半期決算報告によれば、同社アプリの月間アクティブユーザー数は前年同期の1,400万人から1,080万人に減少した。しかし、資産運用額を別として、ユーザー数の面では依然として競合他社を上回っている。

出典:Business of Apps

関連:11銘柄全てのビットコインETF上場へ、SEC米国史上初の現物ETFを承認 

米ゲームストップ株騒動とは

Redditの「r/wallstreetbets」フォーラムのメンバーたちと「ロビンフッダー」(ロビンフッドアプリのユーザー)を含む小規模投資家が中心となり、大手ヘッジファンドとの間で売買戦争が展開された事件。多数のヘッジファンドがゲームストップの株式を大規模に空売りしていましたが、Redditユーザーとロビンフッダーによる集中的な購入活動により、株価は急騰。結果的にこれらのヘッジファンドは高値で株を買い戻す「ショートスクイーズ」に直面した。

この騒動の最中、ロビンフッドはゲームストップを含む特定の株式の取引を一時的に制限するという決定を下した。この措置はロビンフッドのユーザーとメディアから強い批判を受け、オンライン取引プラットフォームの役割と責任に関する広範な議論を引き起こした。

関連: 初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

ビットコインETF特集
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/13 木曜日
18:07
台湾中銀、ビットコインの国家準備資産化の「研究」へ
台湾の立法委員がビットコインを国家準備資産に組み入れる提案を行い、中央銀行が研究姿勢を示した。米国やブータンなど各国で進むビットコイン戦略的保有の動向と、エルサルバドルの事例から見る課題を解説。
17:48
メタプラネット、第3四半期決算でビットコイン評価益206億円を計上
メタプラネットの2025年12月期第3四半期決算発表。BTC保有量30,823枚に到達し目標前倒し達成、インカム事業過去最高売上。純利益135億円計上、1億ドル借入で追加取得へ。優先株活用の新戦略で普通株希薄化回避、2027年21万BTC目標を掲げる。
17:31
ステーブルコインUSDCの運用法|Aaveで年4%前後を狙う始め方
USDCを預けるだけで利息が得られるAaveの仕組みと利回り、始め方を初心者向けに解説。利用率による金利変動やリスク、SBI VCトレードでのUSDC準備まで網羅します。
15:22
CMEグループとFanDuel、仮想通貨や株価指数などの予測市場アプリを12月に開始
FanDuelとCMEグループが12月に予測市場プラットフォーム「FanDuel Predicts」を開始。株価指数、仮想通貨、商品などのイベント契約取引が可能に。2035年に14兆円規模へ成長が予測される予測市場に、ロビンフッドやドラフトキングスなど大手企業も参入。
13:50
レンジ相場続くビットコイン、10万ドルが防衛線に=Glassnode分析
Glassnodeの最新分析によると、ビットコインは9.7万〜11.2万ドルのレンジ相場が継続している。10万ドルが重要な心理的防衛ラインとなっており、これを下回ると急落リスクが高まる可能性がある。
13:43
イーサリアム上のトークン化資産が30兆円突破 他のチェーン合計を上回る
イーサリアム上のトークン化資産が2010億ドル(約30兆円)を突破し、全ブロックチェーンの3分の2を占める。ステーブルコイン27兆円、機関投資家向けファンド、RWA1.8兆円と多様なエコシステムが拡大中。
13:35
Visa、ステーブルコイン決済の試験運用を開始 クリエイターやギグワーカー向け
Visaが米ドル連動型ステーブルコインUSDCを活用した決済サービスの試験運用を開始。クリエイターやギグワーカーに数分以内の即時入金を提供し、国境を越えた決済を迅速化。2026年後半に本格展開予定。
13:25
円建てJPYC、日本国債の新たな購入者に 日銀の穴埋め役として期待も=報道
JPYC株式会社の岡部代表が、JPYCの準備金が日本国債市場で新たな力になる可能性を話した。日銀の購入縮小も背景に、今後ステーブルコイン発行者の存在感が拡大することも考えられる。
13:15
トランプ大統領、米史上最長43日間の政府閉鎖を終了させる予算案に署名 仮想通貨市場への影響は
トランプ米大統領が連邦政府機関の閉鎖を終了させる予算法案に署名し、43日間続いた米史上最長の閉鎖が終結した。下院は222対209で法案を可決。再開により複数の仮想通貨ETFが承認される見通しだ。
11:25
ブラジル大統領、押収仮想通貨の即時売却を合法化する法案を提出 組織犯罪対策強化へ
ブラジルのルラ大統領が犯罪捜査で押収した仮想通貨を裁判結果前に売却できる法案を議会に提出した。中央銀行は今週、仮想通貨事業者への認可制導入を含む新規制も公表している。
10:25
ユーザー資金を凍結できる16ものブロックチェーンを特定、分散化の観点で議論呼ぶ=Bybit
仮想通貨取引所Bybitがユーザー資金の凍結機能を持つブロックチェーンを特定した。ハッキング対策に有効だが、分散化の理念と矛盾するとの指摘もある。
10:15
SBIグループで資産運用|証券・銀行・仮想通貨投資を効率的に
証券・銀行・仮想通貨を1つのエコシステムで管理できるSBIグループ。スマホ1つで株式、投資信託、金ETF、仮想通貨への投資を始められます。手数料優遇、ポイント連携、スムーズな資…
09:45
ヤフー・ファイナンス、ポリマーケットと提携し予測市場ハブを数カ月以内に開設へ
ヤフー・ファイナンスが予測市場プラットフォームのポリマーケットと提携し、新たな予測市場ハブを立ち上げる。経済や市場動向の確率データと分析を組み合わせて投資家を支援。
09:20
ビットワイズ、2026年にICO復活で数十億ドル規模の資金調達を予測 コインベーストークン販売サービス立ち上げを受け
仮想通貨資産運用会社ビットワイズのホーガンCIOが、コインベースのトークンセール・プラットフォーム立ち上げを受けて2026年にICOが資本調達の重要手段として復活すると予測。
08:50
モバイルゲーム大手KLab、ビットコインをトレジャリー資産として購入
モバイルゲーム開発のKLabが約2,000万円のビットコインを購入。国内では今夏以降、Defコンサルティング約50億円、イオレ約160億円など上場企業のトレジャリー戦略が加速。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧